「天使にラブソングを」は1992年に制作されたアメリカのハートフルコメディ映画です。 この映画はアメリカで6ヶ月を記録するロングランヒットを記録し、大成功を収めました。 監督は「ダーティ・ダンシング」で成功を収めたエミール・アルドリーノ。 映画「天使にラブソングを…」は「ダーティー・ダンシング」のエミール・アルドリーノ監督の作品で、修道院を舞台に繰り広げられるコメディー映画。アメリカで大ヒットしロングラン上映もされ、世界中でゴスペルブームを引き起こし、日本でも大ヒットし何度も地上波のテレビで放送され、定番の映画となっている。今でもその人気は高く、映画をあまり見ない人でも名前ぐらいは知っているのでは…?主役は「ゴースト~ニューヨークの幻」のウーピー・ゴールドバーグ、そして、修道院長役は「ハリーポッター」シリーズでおなじみのマクゴナガル先生のマギー・スミスが演じている。それでは、映画「天使にラブソングを…」のネタバレあらすじや感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。スポンサーリンク目次クラブのオーナーでマフィアのボスのヴィンスと愛人関係にある、クラブの歌手デロリスは、ヴィンスが男を殺しているのを目撃し、警察に駆け込み、重要証人として保護される。命を狙われる可能性がある為、キャサリン修道院へ修道女として身を隠す事に…。デロリスはそこで聖歌隊の指揮者を任される、聖歌隊を一から指導し、聖歌をゴスペル風にアレンジするなど革新的な改革をして立派な聖歌隊に育て上げる。パフォーマンスとゴスペルが人気を博し、修道院には多くの街の人たちが聖歌隊の歌を聞きに集まり、その人気はローマ法王の耳にも入り、法王が見学に来る程に…。ネバダ州リノのカジノ内にあるナイトクラブの歌手として活動しているデロリスは、クラブのオーナーのヴィンスと恋仲であったが、ヴィンスには妻がおり、妻とは別れると口だけで中々別れないヴィンスに痺れを切らし別れを決意する。別れを伝えにヴィンスのオフィスに行くと、デロリスはヴィンスが仲間たちと一人の男性を殺している場面をちょうど目撃してしまう。デロリスは口封じの為、追ってきたヴィンスの手下たちから逃げ切り、警察署へ駆け込む、そこでヴィンスはマフィアのボスだった事を担当のサウザー警部補から聞かせられたデロリスは裁判で証人として証言する事に。デロリスはヴィンスに命を狙われている為、裁判まで二週間の間、安全な場所に身を隠さなければならなくなった。そこで、サウザー警部補に連れて来られたのは、街の一角の聖キャサリン修道院だった。そこでシスター(修道女)として身を隠す様に言われるが、デロリスは反対、ここが一番安全だと説得され、しぶしぶ修道院に身を置くことに…嫌々ながら修道着を着せられ、質素で簡素な修道院の生活はデロリスにとっては刑務所レベル、しかも厳格な修道院長とは反りが合わない。院長以外のシスターたちには素性を隠し、シスター・メアリー・クラレンスとして以前はリノの修道院にいたという事になったデロリス。しかし、シスターたちはそんなデロリスに興味津々、特に陽気なメアリー・パトリックや、優しいけど内気なメアリー・ロバートなどは温かく迎えてくれる。そして、ミサでは聖歌隊の歌を披露されるが、皆音程がバラバラで、下手くそさに驚くデロリス。ある日の夜、修道院を向け出し、向いのBARにお酒を飲みに行ったデロリス、お酒を頼もうとすると、デロリスの後をこっそり付けて来たメアリー・パトリックとメアリー・ロバートがBARに入って来た。驚くデロリス、帰らせようとするが初めて入ったBARにシスターたちは興味津々で、特にメアリー・ロバートは興奮し、ジュークボックスで音楽を掛け踊り出す、そんなシスターたちが少し気に入ったデロリス。しかし、夜に出掛けたのが院長に見つかり叱られる、罰としてデロリスは聖歌隊の指揮をやらされる事に。さっそく、聖歌隊の歌を聞くが、やはり酷いもの…現指揮者のラザラスはデロリスを良く思わなかったが、デロリスの「歌には心が必要、魂で歌うのよ」という歌への情熱と適格な指導を目の当たりにし、デロリスに協力する。練習量を増やし猛特訓する聖歌隊、そして、ミサの日練習の成果を披露する…。前とは比べものにならない程、美しい歌を披露する、そして歌はノリの良いゴスペル風の聖歌に変身、ミサの人たちや、歌声を聞いた外の人々も大聖堂の中に集まって歌を聞いていく様に。院長は慎みに欠けるとゴスペルに反対するが司祭様は気に入り、次のミサが楽しみだと大絶賛、しかも修道院の外に出て街の奉仕活動をする事になったシスターたち、デロリスは、すっかりシスターたちと仲良くなっていった。街の清掃や街人たちと交流し始めるシスターたちは街の人気者に、その噂を聞きつけテレビが取材に来る、たまたまテレビを見たサウザー警部補はデロリスに目立つ事はするなと怒り注意する、これからは気を付けるからと言うデロリス。聖歌隊のゴスペルの人気はさらに上がり、ミサは大盛況、ゴスペルを聞きに来た街の人々で満員になる大聖堂、さらに、その人気はローマ法王の元まで届き、アメリカ訪問の際、聖歌隊たちの歌を聞きにミサに来てくれる事になり大喜びするシスターたち。院長はローマ法王が聞きに来る時は、厳かで伝統的な聖歌を歌いましょうと言うが、シスターたちはゴスペルの聖歌を歌いたいと訴え、シスターたちの熱に負けゴスペルを披露する事になる。法王の来訪のミサに向け猛特訓するシスターたち、デロリスもシスターたちの事を一番に考える様になり絆が深まる。しかし、警察署ではサウザー警部補の部下がヴィンスと繋がっており、デロリスの居場所をヴィンスに流してしまう。サウザー警部補は内通者に気付きデロリスを避難させに行くが、ヴィンスの部下たちに連れ去られ、その際一緒にいたメアリー・ロバートも一緒に捕まってしまう。車に乗せられた2人だが、デロリスはメアリー・ロバートを何とか逃がす事に成功、サウザー警部補に保護されたメアリー・ロバートは修道院に戻り、デロリスの危機を皆に知らせ、助けに行かなければと訴え、院長とシスターたちは一丸となって皆で、デロリスを救いにリノに向かう。デロリスが捕まっているリノのカジノに乗り込んだシスターたち皆でデロリスを探す、カジノはシスターだらけの異様な光景。その頃デロリスはヴィンスの手下たちの隙をついて逃げ出す。カジノ内でシスターたちとデロリスは合流し、逃げるがヴィンスたちに見つかってしまう、万事休すのデロリスだが、サウザー警部補が駆けつけヴィンスの足を撃ち危機を救う。デロリスは迷惑をかけた事を謝罪しますが、院長は「ありがとう」と言い、みんなで修道院へ戻る…。いよいよ当日ローマ法王が見守る中、大聖堂はミサに来た人々で満員。そして、シスターたちの集大成の「I will follow him」、歌い出しは伝統的な美しい厳かな聖歌で始まり、そして途中からはリズミカルなピアノに乗ったゴスペルに大変身。パワフルな歌声が響き渡り、メアリー・パトリック、メアリー・ロバートの力強いソロパートで魅せる、ローマ法王も観客たちは拍手喝采。みんなで素晴らしい歌を見せ、満面の笑みを浮かべるデロリス、大成功に終わり幕を閉じる。スポンサーリンク何度も見たくなる映画!!見る度に胸が熱くなり、何度も笑わされた。ゴスペルを歌うシーンは圧巻で皆が楽しそうで、あんな風に歌えたら気持ち良いだろうなぁと思ってしまう。もちろんゴスペルシーンは素晴らしく見どころであるが、その他にもシスターたちが外に出て街の人たちと触れ合ったり、街で奉仕活動をする場面はとても面白くてシスターたちが大騒ぎしたり、楽しそうにはっちゃけたりする所はお茶目で可愛らしい。またシスターたちの一人一人のキャラクターが個性的でとても魅力的なのである。みんなで見れて、幸せな気分にしてくれる素晴らしい永遠に不滅の名作。この映画の魅力に一つの可愛らしい個性的なシスターたちを紹介していきたい。メアリー・パトリック:ぽっちゃり体型、陽気な性格に加え、パワフルな歌声と機敏なダンスが得意、街に出て若者からダンスを教えて貰いノリノリのダンスを披露したりと、面白可愛いムードメーカー的なシスター。メアリー・ロバート:一番若く、唯一前髪を出しているシスター、引っ込み思案で内気、おどおどしていて歌う時も声がとても小さかったが、デロリスと出会ってから明るくなり、積極的になり、自ら行動する様になった。歌声も大きくなり、パワフルなハスキーボイスでソロパートを歌う様になる、聖歌隊の中でも一番成長を見せた。メアリー・ラナザス:年長のシスターで、デロリスが来る前まで聖歌隊の指揮者だった、気難しさが目立つが、だんだんと性格が柔らかくなり、冗談を言ったりもする面白いお婆ちゃんシスター、メアリー・パトリックやメアリー・ロバートと共にデロリスと仲良しになっていく。メアリー・アルマ:ラナザスと同じく年長のシスターで補聴器を付けているが、聖歌隊ではピアノ伴奏を担当、でもピアノを弾く時にいつも補聴器をつけ忘れていてデロリスに注意される、可愛らしいおばあちゃん。作中で歌われる美しい讃美歌や楽しいゴスペルの歌を紹介していきたい。①「Hail Holy Queen」…「Oh マリア~」が頭に残る一曲、清らかで静かな美しい出だしに始まり、途中からノリの良いゴスペル調になる、聖母マリアを称える歌で英語とラテン語で歌われる。デロリスが一番初めに指導した曲、ミサで披露した際、下手くそだった聖歌隊の歌声が大変身し皆を驚かせ、街の若者たちも聞こえて来る歌声に惹かれ聖堂に集まって来る。②「My god (My guy)」…軽快でポップスさが一番濃く出ていて、曲の出だしが劇風なのが面白い、こちらはアメリカの歌手メアリー・ウェルズの「My guy」をアレンジしMy Godに変えて、聖母マリアの事を歌っている。③「I will follow him」…伝統的な讃美歌風の美しい出だしで始まり、厳かな雰囲気が途中から一転、力強いピアノ演奏にリズミカルなゴスペルに変わり、ハスキーでパワフルなメアリー・ロバートの声が響き渡る、思わず見学に来ていたローマ法王も手拍子してしまう、ノリの良く、聖歌隊たちの集大成ともいえる素晴らしい歌。公開された1990年代は「プリティ・ウーマン」「ジュラシック・パーク」「ターミネーター2」「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」など錚々たる映画が公開された、その中においても「天使にラブソングを…」は人気の高い作品で、映画黄金期をけん引する名作の一つではないだろうか。ひたすら楽しくコメディーであるが、聖歌隊の歌声、特に最後の「I will Follow him」を聞くと胸が熱くなって感動してしまう!ハッピーがたくさん詰まった素敵な映画。そして、1994年には続編の「天使にラブソングを…2」も公開され、こちらも大ヒットし、有名な作品として名を残している。ちなみに原題は「sister act」、「天使にラブソングを…」というセンスの高いカッコ良い邦題も素晴らしい。スポンサーリンクMOVIESTORY(ムビスト)〜映画の感想レビュー・考察メディア〜 All Rights Reserved.