心が叫びたがってるんだアニメ、特にアニメ映画は好きで一通り見ていて、実写化にあたって地上波で放送されたので録画しておきました。録画はしたけど、なんとなく恋愛ものなのかなと思うと真剣に見る気が起きなかったけど、なんとなく流しながら3,4回みる 心が叫びたがってるんだ。20 [無断転載禁止]©2ch.net 928コメント ; 379KB; 全部; 1-100; 最新50; ★スマホ版★; 掲示板に戻る ★ULA版★; レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。 1 見ろ!名無しがゴミのようだ! 転載ダメ©2ch.net (ワッチョイ 2397-oKtA) 2017/08/25(金) … 今日の映画感想は『心が叫びたがってるんだ。(2015)』です。※記事前半にネタバレはありません。 ※2015年のアニメ映画版の感想です。2017年の実写映画版を含めた解説・考察を大ボリュームで記した以 今日の映画感想は個人的お気に入り度:一言感想:あらすじ成瀬順は子どものころのある事件をきっかけに、言葉を失っていた。深夜アニメとして絶大な人気を誇っていた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフによる、完全新作の劇場用作品です。この『あの花』と本作『ここさけ』は、ともに本作で何よりもびっくりしたのは、子どもも劇場に足を運びそうなアニメ作品で、萌え萌えチックなアニメと思って本作を観ると、よくも悪くも面食らうでしょう。この「アニメにおいて思春期の性の悩みを想起させる」という作風で、自分は『カラフル』を思い出しました。『カラフル』には援助交際(売春)するシーンが間接的でありながらも描かれており、そのことに中学2年生の主人公はひどい嫌悪感を覚えていました。思春期って、そんなもんです。性にまつわる普遍的な悩みを「心に傷を負った事件」として描き、映画の重要なファクターとしていること。ちなみに『あの花』も、何気ない言葉により、心に深い傷を負った少年少女の物語になっています。また、本作はじつは具体的に大きく取り扱われているのは、『オズの魔法使』の「Over The Rainbow」と『八十日間世界一周』の「Around The World」です。さらにはベートヴェンの「悲愴 第2楽章」も重要な楽曲として扱われています。そして、主人公たちが行うのはミュージカル(合唱)です。本作で、自分は『カラフル』のほかに、今年に公開されたばかりの映画『実写映画とアニメという違いがありますが、少年少女の苦しみからの解放が描かれていたり、本作には難点も多いです。そのひとつがちょっぴり説明過多なこと。また、登場人物のセリフやキャラがアニメらしい「わかりやすさ」優先で、こちらも不自然さを感じてしまいました。そして、(本作がもっとも賛否両論を呼んでいる理由である)クライマックスの展開に拒否反応を覚える方はきっと多いでしょう。そもそも、ちょっとおもしろかったのは、また、「発表の段階から賛否を呼んでいた「乃木坂46を主題歌に選んだこと」も、あまり好きになれませんでした。ただ、歌詞に関しても、そうだとしても、やはり映画の作風に適しているとは思えなかったというのが正直なところです。また、やたら「泣ける」「感動」を打ち出す宣伝も、あまり好きにはなれません。実際の映画は、登場人物の心理描写を大切にして、思春期に誰でも起こる悩みを描き、その悩みからの解放を描いているという点で、とても素晴らしい作品です。そんなこんなで苦言を呈しましたが、全体的にはよい作品であることには違いありません。できれば、前述の通り性的な話題があるので小学生にはちょっと早いですが、中高校生には大プッシュでオススメします。坂上が考えたミュージカルのタイトルは「青春の向こう脛」でした。向こう脛とは別名成瀬は、クライマックスで大事な本番を放棄し、あまつさえ廃墟と化したラブホテルにいました。しかし、このクライマックスにも、成瀬の気持ちを思えばしっかりとした意味があります。「青春の向こう脛」では、これは、成瀬が自分のしたこと(父の不倫をしゃべったこと)を大罪だと認めていて、罰してほしいという気持ちが表れています。また、成瀬は坂上のことが大好きでした。さらに、成瀬は坂上にひどい罵詈雑言を浴びせまくります。自分の声で、自分の正直な気持ちで。これは、ずっと(言葉で誰かを傷つけるという)自分の罪が重いと思っていた成瀬にとって福音だったことでしょう。「青春の向こう脛」の最終幕では、「王子も人々も少女のほんとうの気持ちを理解した」「少女がおかした罪を許してくれた」「みんなのやさしさに、みんなのこころに感謝する少女」とあります。これは、成瀬が救われた気持ちとシンクロしている、ハッピーエンドです。クライマックスではこんなことを言う女子がいます。これは、あの行動をしていた成瀬に嫌悪する観客の気持ちを代弁し、さらに物語のテーマである「自分の気持ちを正直に話す」ことにもつながっています。それ以前にも、成瀬が逃げ出したときは「最低じゃない?」とつぶやく生徒もいました。こうして、ものごとについて良い意見も悪い意見もあることは、中盤で坂上が語っていた、ある言葉にもつながっています。中盤では、ミュージカルの(少女を攻撃する)歌詞と、曲の明るさにギャップがあると愚痴をこぼしている生徒がいました。成瀬はこの言葉に涙します。坂上はその涙の理由を知りませんが、観客は知っています。「誰かが100%悪いことなんてない」というのは、坂上の両親の離婚、仁藤の救いの手に坂上が答えられなかったこと、ケガのためにふさぎこんでいた田崎・・・と、登場人物それぞれの心の傷にも関わっています。人間は、よい面も悪い面も持ってる複雑な存在であること。成瀬は、「自分のせい」で苗字が変わっていました。成瀬という苗字は、彼女にとって「(父が出て行ったのは)自分のせい」であることを思い出させるものだったのではないでしょうか。劇中で坂上に呼ばれたのも、「成瀬順」というフルネームのただ1回のみです。だけど、最後に付き合う関係どうしになったら……彼女は田崎に「順」というファーストネームで呼ばれるのでしょう。↓おすすめ今、上映されている邦画で一番気になっていた作品だったのですが単純に映画の出来云々はともかくとして、話がとにかくノれなかったですね…>〜「青春の向こう脛」というタイトルの意味〜ヒロインにとって重要なのは王子様と舞踏会っていうラリーBさん、毒親育ちさん、毎度コメントありがとうございます。性を「嫌悪」「気持ち悪い」は言い過ぎじゃないかと思いました。> 性を「嫌悪」「気持ち悪い」は言い過ぎじゃないかと思いました。私は乃木坂のファンでもなんでもないのですが…主題歌の件は単にヒナタカさんがアイドル、特にAKBグループ、もっと言えば秋本康が嫌いなだけなんじゃないですか?理想的な桃源郷の世界だと思いましたよ。最近知ったんですがこれの脚本書いた人って「アクエリオンEVOL」の人なんですね…自分も本作みたのですが、自分は「あの花」をそこまで好きになれない人なので一言だけ。ここさけ信者な者です。初めまして初めまして三角締めさんことカミヤマさんと仲良くしてるダーク・ディグラーと申します。> 初めまして三角締めさんことカミヤマさんと仲良くしてるダーク・ディグラーと申します。このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。今までに書いた映画レビューの中から、この記事を読んでいただいたあなたにおすすめの記事をピックアップしています。ネタバレ前の感想をまずは読んで下さい。映画を見終わった後、ネタバレを含む解説を読んでいただけると1記事で2度楽しんでいただけるのではないかと思います。カゲヒナタ映画レビューが少しでもあなたのお役に立てれば幸いです!あなたが良い映画と出会えますように:)この映画のレビューと同じカテゴリの記事です10/10を獲得した映画です。見たい映画が見つからないときはこちらがおすすめです。9/10を獲得した映画です。名作ぞろいです!まだ見ていない作品があれば是非!