日頃お礼状などを書く際に「~して頂きまして、ありがとうございました」と書いていたのですが、正しい日本語でしょうか?「~して頂き、ありがとうございました」の方が適切でしょうか?またその際、「いただき」「頂き」と、ひらがな漢 「教えて頂きありがとうございます」は上司・目上に失礼?ビジネスメールに使えるもっと丁寧な敬語ってなに?とご心配のあなたへ。「教えて頂きありがとうございます」は目上に失礼とまでは言わないものの、ビジネス会話や親しい取引先・上司につかえる程度の丁寧レベル。また「教えて頂きありがとうございます」をビジネスメールで使うのはあまり一般的ではなく…敬語「ご教示=教えること」を丁寧にしたフレーズを使います。たとえば…などいろいろ。そもそもの意味や理由など細かな解説は本文中にて。それでは、「教えて頂きありがとうございます」の意味、敬語の種類、目上につかえるより丁寧な言い換え敬語、ビジネスシーンでの使い方(電話・メール・手紙・文書・社内上司・社外取引先・目上・就活・転職)、メール例文を紹介します。この記事の目次「教えて頂きありがとうございます」は「教えてもらいたいと思います」という意味。なぜこのような意味になるのか?「〜してもらう」の謙譲語が「〜していただく」であるためこのような意味となります。 ちなみに「〜していただく」と平仮名にしてもOKですし、「〜して頂く」と漢字を用いてもOK。これらの単語を合体させて意味を考えます。すると「教えていただきありがとうございます」の意味は…のように解釈できます。 ここまでの解説で「教えて頂きありがとうございます」が正しい敬語であることがわかりました。したがって上司や目上・ビジネスメールにおいて使ってもまぁ問題はありません。が、ビジネスメールではあまり一般的ではありません。なぜなら、もっと素晴らしい「ご教示=教えること」という敬語フレーズがあるからです。ビジネス会話であれば「教えて頂きありがとうございます」としてもよいでしょう。あるいは…親しい取引先・社内の目上・上司などあまり気づかいし過ぎする必要の無い相手にもOKただし、ビジネスメールにおいてはより堅苦しい敬語フレーズが好まれます。とくに、あまり親睦のない取引先への社外メールや、きびしい上司・目上へのビジネスメールには言い換えするほうが無難です。ここからは、じゃあどういう風に言い換えすれば丁寧な敬語になるの?という点についてみていきます。目上・ビジネスメールにつかえる丁寧な「教えていただきありがとうございます」の言い換え敬語「ご教示いただきありがとうございます」は「教えてもらいありがとう」という意味。なぜこのような意味になるのか?「ご教示」のもととなる単語は「教示」であり謙譲語「お(ご)~いただく」をつかって敬語にしています。「いただく(頂く)」は「もらう」の謙譲語。すると意味は「教えてもらい~」と解釈できます。「ご利用いいただく=利用してもらう」「ご指導いただく=指導してもらう」などのようにして使われる語とおなじ意味。上司・目上・ビジネスメールに使うフレーズとしてはとても丁寧で好感がもてますね。ここで「ご教示」の「ご」の部分は向かう先を立てるために使う敬語であり謙譲語の「お(ご)」です。余談ですが尊敬語にも「お(ご)」の使い方があり混同しがち。難しく感じるかたは「お(ご)●●いただく」のセットで謙譲語とおぼえておきましょう。これらの単語を合体させて意味を考えます。すると「ご教示いただきありがとうございます」の意味は…のように解釈できます。「ご教示いただきありがとうございます」はとくに質問メールに相手が返答してくれたときの、書き出しのお礼に使います。といってもほとんど決まりきった使い方しかしません。たとえば、のようにしてビジネスメールに使うとよいでしょう。「ご教示いただきありがとうございます」の使い方。具体的には取引先に問い合わせをしたあとのお礼メール。-ビジネスメール例文-メール件名:商品Aに関するお問い合わせ株式会社ビジネスお世話になっております。なお送付先の住所は下記のとおりとなります。(送付先)大変お手数ではございますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願い申し上げます。メール署名「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので「返信してくれてありがとう!」あるいは「返信してもらいありがとう」となります。ご返信の代わりに「ご連絡」「ご回答」「ご返答」としてもよいでしょう。「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので「丁寧に連絡してくれてありがとう!」あるいは「恐れ入る=申し訳ない、恐縮」となります。申し訳ない気持ちをあらわすのであれば「恐縮」「恐れ入ります」といったフレーズを使い、感謝の気持ちを表すのであれば「ありがとう」や「お礼申し上げます」「感謝申し上げます」といったフレーズを使います。文章のバランスをみて、できるだけ重複するフレーズは避けて使い分けしましょう。お礼は「ありがとう」以外にもイロイロあります。「いただく」は「もらう」の謙譲語ですが、「くれる」の尊敬語「くださる」をつかった敬語フレーズも同じように使えます。「いただく」ばかりになってくどいメールにならないようにお気をつけください。「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので「早くに対応してくれてありがとう!」となります。使い方は打ち合わせの時に仕事の依頼をしていて、相手がお礼だけでなく報告してくれたときに使います。たとえば、「コレお願いね!」↓「こんな感じに完了しました!」↓「早速のご対応、ありがとうございます」というように使うとよいでしょう。「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので「ちょっとだけど役に立てて嬉しいよ」。「微力ながら」「ささやかながら」といった表現は謙遜のフレーズ。「自分のしたことは大したことじゃないよ」みたいなニュアンスで使われます。単に「お役に立てた、よかった、よかった」とするとなんか傲慢なヒトだと思われる可能性があるので、このような謙遜のフレーズを前にもってくると好感度UP。※「思います」は謙譲語「存じます」を使っても丁寧です。「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので、「(打ち合わせに際して)貴重な時間をもらってありがとう」。ここで「いただく」は「もらう」の謙譲語です。時間を打ち合わせに割いてもらったことに対するお礼であり、相手が忙しかろうとヒマであろうと使える、気づかいの敬語フレーズです。またビジネスメールや文書・手紙では「昨日・先日・先般」のようなフレーズが好まれます。「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので「(打ち合わせに際して)わざわざ来てもらってありがとう」。ここで「ご足労」は「わざわざ足を運ぶこと」の意味であり、「いただく」は「もらう」の謙譲語です。相手がわざわざ来てもらったことに対するお礼であり、ビジネスメールでは気づかいの敬語フレーズとして挨拶文のひとつとして使われます。「ご教示いただきありがとう」だけじゃない、お礼ビジネスメールに使える敬語フレーズ意味はどれも似たようなもので「(打ち合わせに際して)わざわざ来てもらって申し訳ない」。ここで「ご足労」は「わざわざ足を運ぶこと」の意味であり、「かける」は「迷惑をかける」でつかう「かける」とおなじ意味です。たとえば私は営業をしているのですが、フツーなら営業が訪問するべきなのに顧客がわざわざコッチに来るときがあります。そんなときに「こちらから訪問すべきなのにご足労をかけました…すみません」のようなニュアンスで使います。相手がわざわざ来てもらったことに対するお礼というかお詫びであり、ビジネスメールでは気づかいの敬語フレーズとして挨拶文のひとつとして使われます。シェアするフォローする
相手の気遣いに対してお礼を述べるときに、「お気遣いありがとうございます」と言うことができます。では、具体的に「お気遣いありがとうございます」はどのような場面で使うのでしょうか。また、「お気遣い」と「お心遣い」の違いについて理解しているでしょうか。 素早く対応してくれてありがとう!ネットオークションなどの取引において、取引相手の素早い対応へ感謝する表現に「迅速な対応、ありがとうございました(ありがとうございます)」というものがあります。ここでは、この表現の応用パターンをいくつか紹介しま
「教えて頂きありがとうございます」は上司・目上に失礼?ビジネスメールに使えるもっと丁寧な敬語ってなに?とご心配のあなたへ。「教えて頂きありがとうございます」は目上に失礼とまでは言わないものの、ビジネス会話や親しい取引先・上司につかえる程度の 化学メーカー営業のブログ。就活・転職・副業ネタ。
検索したいワードを入力してください「いただきありがとうございます」は非常によく聞くフレーズですが、使いこなせている方は少ないです。今回は、使い方から似た言葉との違い、漢字表記、例文についてご紹介します。「いただきありがとうございます」を使いこなして、正しく感謝の気持ちを伝えましょう。 「いただきありがとうございます」は非常によく聞くフレーズですが、使いこなせている方は少ないです。今回は、使い方から似た言葉との違い、漢字表記、例文についてご紹介します。「いただきありがとうございます」を使いこなして、正しく感謝の気持ちを伝えましょう。 「教えてもらう」敬語のすべて「ご教示いただく」など「教えていただきたく存じます」より丁寧なビジネス敬語・メール例文年収や業界の裏情報、仕事内容、転職エージェント口コミなどご教示いただければ幸いです。→