子育て・教育・受験・英語まで網羅したベネッセの総合情報サイト2016/06/05子どもが幼い時期は、「鬼がくるよ!」「お化けが出るよ!」といった叱り文句は効果てき面です。しかし、子どもがあまりに怖がるために、「悪影響もあるのでは?」と心配になる保護者のかたもいらっしゃるかもしれません。賛否両論の意見を参照しながら、鬼やお化けを用いたしつけが子どもに及ぼす影響を考えてみました。子どもが言うことを聞かないとき、「鬼がくるよ!」「お化けが出るよ!」などと言って怖がらせることがあるかもしれません。最近は、鬼が電話越しに子どもを叱ってくれるという凝ったアプリまであるようです。効果てき面のため、ちょっと困ったら鬼やお化けをチラつかせるという保護者のかたも多いようです。しかし、こうしたしつけは「脅し」とも言えそうですよね。あまり多用すると、子どもによくない影響があるのではと心配しつつ、つい使ってしまうという保護者のかたもいらっしゃるのではないでしょうか。実際、鬼やお化けを用いたしつけには、賛否両論があるようです。次のような意見が聞かれます。◎小さいうちは言葉で説明してもわからないことが多い。望ましくない行動を止めるために「怖い存在」は必要。◎「鬼が怖いから」という理由で言うことを聞いているだけで、叱られている本当の理由は理解していない。どちらの意見も「確かに」と思わされるところがありますよね。言葉があまり理解できない時期は、望ましくない行動を止めるために、ある程度、脅しのしつけを用いるのは仕方ないかもしれません。しかし、効き目が大きいからといって、頼りきりになるのは考え物です。いつまでも叱られている本当の理由を理解できるようになりませんし、成長するにつれて鬼やお化けに慣れてしまい、しつけの効果はなくなっていきます。完全に理解できないとしても、「なぜ、これをする必要があるのか」「なぜ、これをしたらダメなのか」といった理由を根気強く説明する姿勢が大切と言えるでしょう。もっとも、鬼やお化けに限らず、子育ての中で意識せずに「脅し」を用いる場面は案外多いかもしれません。言うことを聞かない子どもに「サンタさんがこないよ!」と言ったり、片付けをしない子どもに「ごはん抜きにするよ!」と叱ったりするのも一種の脅しと言えるでしょう。言うことを聞かない子どもに対し、「もう知らない!」などと言うのも、「○○をしないと見捨てるよ」というメッセージが含まれていると考えると、脅しと言えるかもしれません。こうした言葉の中には子どもの心に深い傷をつけてしまうものもありそうです。「子どものために」と思って放つ言葉が、子どもを傷つける「脅し」になっていないか、しっかりと見極める必要がありそうです。ベネッセ 教育情報サイト「ベネッセ教育情報サイト」は、子育て・教育・受験情報の最新ニュースをお届けするベネッセの総合情報サイトです。
【ベネッセ|しつけ】子どもが幼い時期は、「鬼がくるよ!」「お化けが出るよ!」といった叱り文句は効果てき面です。しかし、子どもがあまりに怖がるために、「悪影響もあるのでは?」と心配になる保護者のかたもいらっしゃるかもしれません。 子供が怖がる状態は、子供の個性と状態と環境によって大きく変わります。 今たとえ怖がりでも、怖いと思う機会を減らし、安心安全な場所や時間を心がけてあげる と、成長と共に以前は怖がっていたことが大丈夫になることが多いです。 実際、小さい頃はあんなに怖がりで大変だったのに、 子供の怖がりを克服するにはどうしたらいいのでしょう?子供の怖がりを見事に克服した、先輩ママ15人の体験談をご紹介します。 子供の怖がりは小さいうちは可愛いで済ませられますが、度が過ぎると先が思やられると不安になるママや、心の問題が心配になるママもいるでしょう。子供が怖がる対象はトイレなどの特定の場所のほか、特定の人や動物、大きな音などさまざま。それらへの恐怖心を克服するにはどうすればよいのかを先輩ママに教えてもらいました。怖がりな子供へのママの接し方や子供の性格を体験談を通して知り、我が子の恐怖心をやわらげてあげましょう。慎重な性格の子供に怖がりが多く、上手な対処で怖がりを克服できるケースもあります。さんひち息子が怖がりだと感じたのは、はいはいをしだした生後6ヶ月あたりからです。割りと早い段階で気づいたのは、何でも確認してから動くからです、普通赤ちゃんなら何も考えずに手を出たり、口に入れたりするはずなのに、息子はちゃんと確認するのです。祖父母からは、「石橋叩いて渡る君」とあだ名をつけられる程でした。穏やかな優しい正確なのはいいのですが、つたい歩きしていた時に行き先におもちゃがあると、そこは歩かずにはいはいして、おもちゃがない所でまたつかまり立ちをします。おかげで、なかなか歩こうとせず困りました。怖がった時は声をかけたり抱っこで安心させたりしています。今も怖がりは変わらず、何をするにも確認して安心しないと挑戦しないですが、それが息子のやり方なので見守りつつ背中を押しています。ママさん子供が怖がりだと感じたのは7ヶ月ごろ。義実家に行った時のことです。義母が飼っている3匹の犬に一斉に吠えられてビックリしたのか、震えながら泣き叫んで、それ以来怖がりになりました。どちらかといえば、子供の性格は神経質で慎重タイプだと思います。子供が怖がりで一番困ったことは、じぃちゃんばぁちゃんにプレゼントされた、犬のオモチャや車のオモチャのサイレンなどが怖くて、遊べなかったことです。義実家に行く際は、「噛まれたりしないから大丈夫だよ」「ワンワン一緒に遊ぼうって言ってるよ」と、抱っこしながら声をかけています。まる子ハイハイを始めた8ヶ月ころから、児童館などで同じ年頃の子供と会うと、必死に逃げるようになりました。もうすぐ2歳ですが、お気に入りの遊具などで遊んでいても、他の子が近づいてくると真顔で逃げ出し、私にしがみついてくる始末です。ただの人見知りかと思っていましたが、小学校高学年以上の人になら、男女問わずニコニコ。特に、若いお姉さんにはデレデレです。ワンワンもニャンニャンも大好きなので、本当に不思議です。普段はのんびりしていますが、一度興味を持った事にはとことん頑固なところがあります。一番心配なのは、やはりこんな調子で保育園や幼稚園でやっていけるのかです。リトミックや絵本の会に行っても、皆と離れて一人ポツンとしています。本人はその方が気楽そうなので、私が一緒にいられる限り付き合おうかと思っていますが、先々の事を考えると不安です。背中をポンポンすると安心するようですが、むしろあえて背中を押して、子供の輪の中に送り出すべきなのか迷います。ピヨミ怖がりだと感じたのは1歳健診の時です。健診で病院の自動ドアを通った瞬間、この世の終りとばかりにすごい声で泣き始めました。まだ何もしてないし、受付すら終わってないのに驚きました。注射なら痛いので怖いというのは分かるのですが、健診はそういうことがないのに、終わるまでずっと泣きながら私にしがみついて離れなかったです。プルプル震えていました。性格的には、慎重できっちりしていると感じます。興味があること楽しいことはずっとやっているので、根気がある性格だなと思います。怖がりで一番困ったことは、一度怖いと思ったら、しがみついて絶対に離れなくなることです。重たいし泣き叫ぶので大変です。怖がっている時には、「大丈夫だよ。お母さんが一緒だから安心してね」と声をかけています。まりうちの子が怖がりだと感じたのは、2歳になるちょっと前くらいからでした。1歳8ヶ月の時に保育園に入れたのですが、朝送ってバイバイする時も、しがみついて泣きじゃくることが1ヶ月続きました。やっと慣れた頃、保育園のイベントで野外に行き、子供達のダンスの時間になったのですが、怖がって舞台に上がろうともしません。今はもう10歳になりましたが、1人でいることがものすごく怖いらしく、1人でトイレやお風呂にも行かれません。昼間でも廊下の電気をつけたりします。何事にも慎重でよく観察する性格ですが、怖くて1人でどこにも行かれないので、家の中でも「ママ一緒に来てーー」と呼ばれるので、忙しい時には困ってしまいます。今は下の子がいるので、怖がる時には「大丈夫だよ、○○ちゃんと一緒に行ってね」と声をかけています。mm子供が怖がりだと感じたのは2歳くらいのときからです。というのは、公園に行って滑り台が滑れないのです(涙)1歳のときは一緒に滑ったり手を添えたりしていたのですが、2歳くらいになっても一向に一人では滑れないので、「あれ?怖がりなんだ」と思いました。1歳ちょっとくらいに見える小さい子が、横をスイスイ一人で滑っていっても、「できない!」の一点張り。この先大丈夫かなと、不安になりました。子供は怖がり意外に、マイペースでとってものんびり屋なところがあります。競争心もないので、他の子ができるなら自分も!という姿勢があまりないのでしょう。ちなみに大きな音にも怖がるので、外を歩いていて何か大きい音がしたとき、すぐに耳をふさいでビクビクして歩けなくなるので、急いでいるときは困ります。怖がるときは、「大丈夫、ママがいるでしょ!」と声をかけてあげています。おひさま1人でハイハイや歩いたりと動けるようになっても、親の側を離れない娘が怖がりだと気が付いたのは2歳頃のことでした。この頃には滑り台をしたり、遊園地に行って乗り物を楽しんだりと、遊べる範囲も広くなりつつあったのですが、何をするにもとても怖がり、やってみようとせず頑なに嫌がります。最初は、この乗り物が苦手なのかな?これは嫌なのかな?と、物に対する恐怖心だと思っていたのですが、「初めてすること」が怖いのだと次第に気付きました。普段から慎重な性格なので、それも相まって結局出来ずに終わるということも多いです。特に困ったのは幼稚園に入ってからでした。新しい遊具や新しい遊びなど、初めて経験することは幼稚園でも嫌がったからです。先生からも、「とても慎重で怖がりですね」とお墨付き。「一度経験すると何ともないのですが、経験するまでは嫌がって泣いています」と言われてしまい、先生に対して申し訳ない気持ちと、何でも挑戦できる子になってほしい気持ちとでグチャグチャでした。その後も初めてのことはとても怖がり嫌がるのですが、焦らさない、諦めないを心に決めました。「大丈夫!怖くない!ママも一緒にするよ」と声をかけ、時間をかけて、経験させることを意識して接するようにしています。現在は少しずつですが、怖がっても挑戦してみるまでの時間が短くなって来ているのを実感している毎日です。ゆうみ子供がもうすぐ3歳になるというときのことです。わが子はとても怖がりな子だなと感じました。トイレが怖いというのです。古い大きな家ならトイレが怖いというなら分かりますが、我が家は2DKでトイレが部屋のすぐそばにあります。それに窓もあって明るいので、そんなに怖いはずはないのになあと思うのですが。そこで子供の話をよく聴くと、トイレを流すときの音が怖いとのこと。暗さよりも音の大きさが怖いらしいのです。思えば、うちの子は音に神経質のようです。大きな音をたてて通る車も怖がりますし、近所で花火大会があるときも、花火の音が怖いといいます。しかし、なんといってもトイレの水を流す音を怖がるのは困ります。このままの状態で幼稚園に行って、水を流せなかったらと思うと心配です。そこで、トイレの水を流すときには一緒についていて、「大丈夫、大丈夫」と呪文のように言葉を掛けて安心させるようにしました。何度もそうしていたら、いつの間にかトイレの水を怖がることはなくなりました。りーちゃん息子は3歳の時、マクドナルドのイベントでドナルドにあった時、顔が怖いと泣き出し、それからおばけというものを全部怖がるようになりました。親である私が幽霊もののテレビ番組が好きなので、子供も一緒になって見てしまうと、途中から布団に潜り込んで見なくなります。その日はトイレも一人ではいけません。普段はきっちりとした性格で虫も大好きです。気持ち悪い虫もいけるのに、すき間からヒョイと出てくる虫は怖がります。いきなり何かが出てくるものが嫌いなのです。ドナルドが嫌いになってからは着ぐるみも苦手なので、着ぐるみがいるテーマパークは基本的に嫌がります。行く時は、なるべく会わないように気をつかうので大変です。現在は、お風呂も一人では入れないので、風呂の外で私が見守るという感じで入っています。お風呂に入るときは、ドアの外から大丈夫だよと声をかけます。みーママ現在小1の娘の母親です。怖がりだなあとはっきり感じたのは、3歳位からでしょうか。我が家の娘はおむつ卒業したのが3歳頃でしたが、とにかく、トイレに一人で行く事が怖かったようです。最初は、トイレトレーニングの流れでついていく事も抵抗はなかったのですが、トイレにすっかり慣れてきてもなかなか一人で行ってくれず、困惑しました。そんなに大きな家ではなく、居間からも近い場所にある明るいトイレなんですけどね。子どもにとっては、トイレは特別な怖さがあるようです。自分が幼い時、田舎の祖父母宅のトイレも怖かった記憶があります。今と違って水洗ではない和式のトイレでしたが、現代のトイレは明るくてそれほど怖くありませんよね。それでも、怖いみたいです。7歳になった娘は、夜のトイレはいろんなところの電気をつけるか、親のついでにいくことが多いです。昼間は克服しました。でも、たまに行く祖父母宅のトイレは、大人と一緒に行って、そのうえドア全開で入らないとだめです。普段は神経質でもなく、明るく社交的な性格です。でも、大きな音(車やバイクなど)は苦手です。娘が怖がっているときは、ゆったりと「大丈夫よ~」と言ってあげる事が多いと思います。安心感を与えつつ、焦らず、少しずつ克服していけばいいかな~と母は思っています。スマイル4歳の子どもと毎日、夕方になると近所の土手まで散歩にいくのですが、暗くなってくると「お母さん、もう暗いから早く家に帰ろう」と言ってきます。何故、暗いところが怖くなったのか原因は分かりません。部屋で子どもと一緒に寝るときも、明かりを少しつけて寝るのですが、このまま暗いところが恐いと、保育園のキャンプが心配です。子どもには、キャンプなどの野外活動の楽しさを知ってほしいと思っているので、少しずつでも暗闇になれるために、部屋を真っ暗にして寝られるように、親子で一緒に頑張っていこうと思います。この夏は、お友だちのお母さんと一緒にキャンプに行ってみようと思っています。また、蛍なども子どもに見せてあげたいです。みくのん4歳幼稚園年中さんの娘はカミナリが怖くて怖くて…。3歳くらいからでしょうか、カミナリの日は、マンガのように布団の中にもぐって震えています。普段から、きちんとおもちゃを片付ける、いただきます・ごちそうさまは必ず言うし、言い忘れたらめちゃくちゃ反省しまくる等、多少几帳面なところがあります。でも、カミナリの怖がり方は異様で、一度カミナリが鳴ると悲鳴をあげて逃げまどい、布団のある部屋までダッシュ!家の中だから大丈夫だよ言っても、「カミナリが落ちたら家が丸コゲになる」「体が骨になる」と、アニメに影響されすぎなところがあって、カミナリが終わるまでケアが面倒です。ところが最近、カミナリ様を副業でやっているという鬼が出てくる電話会社のCMをTVで見て、カミナリ様はイケメン鬼のお仕事なのか…と思い始めたようです。カミナリが鳴ったら「大丈夫。鬼ちゃんが仕事してるだけだよ」と声をかけることに。そうすると「あ、そうか!」となり、「おにちゃん、おしごとやめてくださーい」と、空に向かっていうようになりました。CMに感謝!こころ息子が怖がりだと感じたのは、5歳頃からです。それまではそれほど怖がりだとは感じませんでした。それがテレビアニメを見て、お化けや妖怪は怖いものだという認識をしてから怖がりになり、トイレに一人で行けなくなってしまいました。自宅のトイレに行けないのです。トイレに好きなキャラクターのポスターを貼ったり、カレンダーを貼ったりしたけどあまり効果はありません。息子は神経質なところがあるし、子どもの割には細かい所まで気が利きます。トイレに一人で行けないので、付いていくのが大変です。下の子を抱っこして行ったり、ご飯の最中だとますます大変。家の中でお化けなんか出ないから大丈夫だよと、いつも言い聞かせています。もう少し大きくなったら、一人で行けるようになってほしいです。はなうちの子は、なんでも積極的にやりたいという気持ちが強い子です。しかし、自転車に乗ることはとても怖がりました。5歳の時に自転車を購入しましたが、補助輪をついたままでも怖がり、練習が進みませんでした。何度も自転車の練習をしようと誘いましたが、いろいろな理由を付けて嫌がりました。実は、補助輪を付けていてもこけたことがあったからです。性格はのんびり屋ですが、自分からやりたいと言って学級委員をやっています。結局、下の子が先に自転車に乗れるようになりました。4年生になると、みんな自分で自転車に乗って遊びに行くので、今のうちに乗れるようにしてあげたいと思っています。親があきらめずに応援してあげたせいか、最近少し乗れるようになりました。いつも「そばについているから大丈夫」と教えています。3ママ今まで一人で2階に行けたのに、行かないなと感じたのが6歳の時でした。怖いと感じ始めてからは全然行けなくて、昼間の明るい時でも一人では2階に行けないのです。もともとは活発で元気いっぱいに外で遊び、習い事もしっかりやるタイプ。一つの物事に集中してやれる子です。子供が怖がりで一番困ることは、何かあるとすぐに呼ばれることです。家のことが全然はかどらないときは困りますし、わが子に対してイラッとするときはあります。怖がらなくても、誰もいないから大丈夫だよと、話をしても最初はいいんですが、だんだんと怖くなってしまうみたいで戻ってきてしまいます。なので、少しずつ慣れるように最初から2階で遊んでいて、何かの時に降りるから待っていてという風にしています。いつまでも怖がっていられないと思いつつ、少しずつ慣らしています