ジャニーズ嫌いは絶対このブログには辿り着かねーだろ…とは思うのですが、とりあえず書いてネットの海に流しておけば、いつかジャニーズ嫌いのどなたかに読んでいただけるかもしれない。何が起きるかはわからないって   わたしはもともと、ジャニーズが嫌いな側の人間だった。 ジャニーズ嫌いがどうやって 何が嫌いだったかというと、王道アイドル。王道キラキラ!なアイドルらしい曲も歌い方も踊り方も演出も全然好きじゃない。 ジャニーズには王道じゃないグループもある。今ならそんなの知ってるけど、ジャニーズが嫌いなら探そうともしない。だってジャニーズはやっぱり王道キラキラのイメージだから、ジャニーズ自体を避けてしまう。好みの (今では見慣れたし、演者の人柄もなんとなくわかっているので、王道アイドルも普通に見ている。好きなアイドルナンバーもある。苦手なものでも演者の人柄を知ってると普通に見れることってあるし、見てれば好きになっていくこともあるよね)  しかし、そんな王道嫌いにこそおすすめしたいのがいわゆる王道嫌いだった私は、(そういえば30代以降のキンキも全くジャニーズらしくないですね) このブログはそんな王道ジャニーズ嫌いの方に捧げる既に  私視点で「こんな方にはハマる可能性があるだろう」というのを列挙します。たぶん他にもたくさんある。 楽曲編・シャレオツなやつが好み・ボカロの道を通ってきた・ダンサブルな曲が好き ビジュアル編・迫力あるのが好き・人の顔を覚えるのが苦手・甘くかわいらしいのは苦手 技術編(歌・ダンス・その他)その道一本で食ってるプロ(しかもトップ)レベルは要求しないが、見辛かったり聴きづらかったりするのは嫌 その他・二次元オタク(特に少年・青年向けのアングラ感ある作品が好みの方  私は・登場人物の相関図(人間関係)が好き・テンポの速い笑いが好き 以下、項目に分けてお送りします。①ザッと概要を紹介②おすすめ!③おすすめ!④おすすめ!⑤おすすめ! まあ概要を示さないことには何も始まらないので、ザッと 結成:2015年 メンバー(年齢下から) まあこんなもんでしょう。 ダンス文化を通ってきた人って、「踊れるかどうか」で曲を聴いちゃうとこない?踊れる!となるとテンションが上がって、自然に体が動いてしまう。ボカロ文化を通ってきた人って、多少なりとも電子音を盛り込んだ曲が好きじゃない?今はわからないけど、2010年くらいには、電子音を駆使したテンポ感の良い曲が流行っていたように思う。ロックナンバーとかでも疾走感あるものが流行り。  現時点で最も知られた曲であろうJAPONICA STYLE↓English ver. !↓こんなかっこいい自己紹介ソングある??? 同じくJungle↓全員何かしらが憑依している 基本EDM私と似たような趣味をお待ちの方に特におすすめしたいのは、JAPONICA STYLEに並んで"Laugh" In the LIFE。  本当〜〜〜〜に良い曲。 他にも何曲か、公式で動画が上がっている。上がっていないものでも、Jr.時代のオリジナル曲とは思えないほどの良曲が信じられないくらい揃っている。曲自体も良いし、彼らのスキルや音楽性によって良曲になっている面もありそうだ。(デビュー曲どんなかな〜期待しかないな〜)    このブログを書いている2019年8月時点で、若いジャニーズグループはだいたい見た目がかわいいしフレッシュである。ことが多い。ここで 長いけどメチャメチャ面白いから見てほしい動画 圧!!!!!!!!このフレッシュ感のなさがハマる層は、ジャニーズ嫌い勢の中に結構いると思う。いるよね? また、身長で言えば、特に高いのは あと、個人的にありがたいのが顔。 あとこれは主観に過ぎないのだが、といいつつ実はこれが最重要だと思うのだが、これは実は結構貴重だと思う。顔が整っているだけでは「立っているだけでかっこいい」にはならない。だからスタイリッシュも 多分クソ長くなるので、続きは第2弾でお届けします。  芸能人ブログ 人気ブログ. いやいや、全然細いけどマッチョじゃないやん最近とても腹がたった出来事がある、そう女子の細マッチョ信仰である先日、同期の女性に「ジャニーズの〇〇君めっちゃマッチョじゃない?見て〜かっこいい〜♡」といや、いやいやいや、待てと筋トレを愛してやまな 昨年末、この本を読みました。この本について、書いてなかったことを思い出したので、書いてみます。(ただし、私の感想はあくまで田原俊彦ファンとしてのものですのが・・・)  正直、タイトルだけ見たら読まなかっただろうけど、トシちゃんのことも書いてあると聞いてしまうとどうしても抗えず・・・この本は、もちろん、初代ジャニーズから、現在のアイドルグループに至るまで、いろんな方を取り上げていますが、私にとっては田原俊彦以外は全く興味の対象ではありませんから、後半はつまらなかった・・・というのが正直なところです。でも、全体を通して感じたことは、やはり田原俊彦という存在はジャニーズの歴史において、欠かせない人ということ。ジャニーさんの目指すエンターテイメントの世界の実現にトシちゃんが果たした役割は大きかったと思うし、ジャニーさんの思い描いた世界をず~っと貫いているのは、トシちゃんなんだと感じてしまいました。  この本の中で、アイドルとはということについて書かれている一文があります。 このように書いたうえで、次のようにあります。ジャニーズにおいては、ジャニー喜多川から求められる姿をまっとうすることで、ジャニーズのアイドルはジャニーズのアイドルたりえてきた。ジャニーにとって、アイドルとして生きるとは、あくまで演技者として舞台の上で振る舞うこと。逆に言えば、求められる役割が貫徹できなくなったとき、彼らはジャニーズのアイドルではいられなくなる。 ジャニーさんにとっての最終的な目標は「男性版宝塚」だったのだそうです。あの独特の衣装とか非日常の世界観とかを見れば、それは容易に想像できますね。その世界をステージの上で作ることが目標であり王道であり、それを出来る素質を持った子を見抜く・・それがジャニーさんの伉稀なる能力なのでしょう。 そして、そのいわゆる「王道」としての存在のひとりとして、トシちゃんの名前は登場します。華やかな舞台芸術への憧れから、ショーアップされたディスコの世界へ・・・そのジャニーズディスコとしての発展にトシちゃんは欠かせない存在であり、その流れをくむのが後に続く少年隊だと書かれています。 トシちゃんの登場までは、あんなに激しく踊りながら歌うエンターテイナーはいませんでしたし、トシちゃんが持つ華やかで明るい雰囲気は、舞台の上で煌びやかなショーを魅せるというジャニーさんの求める最終形を体現できる存在としてピッタリで、その上でも田原俊彦はジャニーズ王道の最高傑作という言葉は決して贔屓目ではないと私は思っています。 この本では郷ひろみー田原俊彦ー少年隊という流れをジャニーズの本流と捉えており、その点では異論はありません。でも、私はその王道派の中でもトシちゃんの存在こそ、特別だと思っています。田原俊彦は80年代アイドルの象徴である・・・それは多くの人が認めざるを得ないことではないでしょうか。アイドル全盛期という一つの時代を作り上げ、いろんな意味で現代のアイドルの礎を築いたのは、間違いなくトシちゃんだったと思います。もちろん、アイドルという存在はそれまでもありましたが、80年代という時代ほど、アイドルという存在が席巻した時代もありませんでしたし、それは70年代までのアイドルたちとは一線を画す存在だったと思います。その先頭を切って登場し、最初から最後まで(’80~’89)を通してトップランナーだった存在がトシちゃんでした。テレビ時代の全盛という中にあってその利点を最大限に活かしながら、歌って踊るというエンターテイナーとしての存在を確立し、同時に俳優としての成功もおさめ、それまでのアイドルが到達し得なかった新たな扉を開いてくれた人だったと思います。  また、トシちゃんの存在はもう一つの役割も果たしていると書かれています。田原デビュー前のジャニーズアイドルが少なからず「かげり」のイメージと共にあり、田原がそれを変えたということだ。底抜けの明るさと、原色の衣装・・・・それを着こなして、独特の世界観の中で踊り歌う・・・まさに自分が与えられた役割を果たすことに徹して、アイドルとしての在り方をそのまま実践していたのがトシちゃんでした。当時のトシちゃん自身は、決して底抜けに明るく軽快な・・・というキャラクターの人ではなかったしても。ある意味、あの年齢になって、原色の鮮やかな衣装を着て、ブギウギI LOVE YOUやNINJIN娘のような歌を歌うことは、抵抗が全くなかったとは言えないのではないでしょうか。2年前のクリス松村さんとの番組においても、トシちゃんは、「『陽』を演じるのが自分の役割だと思っていた・・・」と仰っていました。 実際、陽とか爽やかさをあそこまで徹底して魅せることができるのは、トシちゃんの他にはいなかったと思いますし、見事に役割を果たしていたと思います。あの言葉を聞いた時、一歩間違えばバカにされ嘲笑されることも覚悟の上て、トシちゃんは敢えてそのイメージを引き受けていたのだと思ったら、なんとプロ根性の塊なんだろうかと改めてトシちゃんの凄さを感じました。まさに求められる役割に徹するというアイドルとしての在り方そのもの。いまだに「アイドル」として、ファンが求めるものをステージで魅せ続け、歌って踊れるエンターテイナーとしての道を貫くトシちゃんこそ、最もジャニーさんの目指す世界の理念を知り尽くした人なのだろうと思うのです。 「ジャニーさんにとって、アイドルとして生きるとは、あくまで演技者として舞台の上で振る舞うこと」なのだとすれば、トシちゃんはジャニーズからはとっくに退所しているけど、いまだにしっかりとジャニーズアイドルらしさを貫いているのではないでしょうか。 それ故、本来は彼の後姿を追うことが、ジャニーズアイドルとしての正しい在り方だと思うのに、それがなされていないことがとても勿体ない。20代、30代まではいいのかもしれませんが、その後も彼らの人生は続いていくのです。その時、どうすればいいか・・・その答えはあの事務所の中にあるのではなく、トシちゃんのステージにこそ、あるような気がするのですが。 この本の最後の方に、こんな文章がありました。ジャニーの理念は、パフォーマンスを磨いてステージに出れば年齢や立場に関係なく輝くことが出来る、というものだこの一文を読んで、私は50代になり尚輝きながら素晴らしいステージを魅せ続けてくれているトシちゃんを思い出さずにはいられませんでした。ジャニーさんの理念、追求するものはあくまでプロフェッショナルなエンターテイメントである・・・トシちゃんの中には、ジャニーさんの教え、考えがそのまま、しっかりと根付いていて、それを袂を分かった後もずっと追い求め、今まで継続してるのだと思うと、胸がいっぱいになります。   トシちゃん達、王道についての次の章で、それとは異なるもう一つの流れに触れられていて、そこに登場するのがトシちゃんの対立軸としての存在だったマッチです。田原俊彦ー少年隊に代表される舞台映えするゴージャスなエンターテイメントとしての主軸・本流とは全く違い、寧ろ未成熟で粗削りな素人っぽさを売りにした路線の代表がマッチなのだそうです。本流ではない彼が、結局ジャニーズに残り、本流の中の本流であるトシちゃんがジャニーズから去ってしまったということになるわけですから、分からないものです。この捻じれみたいなものが、今からさらに何十年か経った時のジャニーズ事務所の在り方にどう影響しているのだろう?と思ったりします。 明らかにマッチの今にジャニーさんの求めるものはない。そんな彼が一番上に押し出された結果、「トップ」になってしまっている・・・目指すべきものを見せている人が上にいない組織というものは、いかに歪に映るか・・・内部にいると分からなくなるのだろうか?  ジャニーズ事務所というのは、あくまでジャニーさんの存在あってのものだと、私はこの本を読んでつくづく感じました。それ故、一部の経営陣がその理念をぶち壊し、女独特の好き嫌いや依怙贔屓みたいなものを前面に押し出した醜態を晒したり、家族経営の悪い面ばかりがクローズアップされることになるのは、夢を売る企業として恥ずかしいのではないでしょうか。設立から50年経ったらしいですが、もう十分稼いだだろうし、これから先は社会貢献と奉仕の精神で、今まで嫌がらせしてきた人たちに寛容さを見せて行くとかできないものでしょうか。 これからの先のジャニーズ事務所がどうなるのかについては、トシちゃんに関することのみに於いて関心がある程度で、あとは正直言ってどうでもよいのですが、とにかく、世の中、何でもかんでもジャニーズファーストじゃないとは申し上げておきたい。  著者の方は、まだ30代ということなのですが、とてもよく勉強、研究されていて、私たちの年代でもなかなか分からない過去のことまでしっかりとジャニーズの歴史を追ってくださっているなあと感じました。田原俊彦ファーストの私には、正直物足りなさはあるのですが・・・田原俊彦の名前、楽曲、功績をなかったことにしないという点だけでも、ありがたいのかもしれません。本来はありがたいなどと言う必要はないのかもしれないのですが、この国は、あれだけの功労者であるにもかかわらず、居なかったかのように編集したり、記事を書くことなど当たり前という恐ろしい国ですから。 最終章の中のさらに最後の部分「これからのジャニーズと日本」で、著者が最後にこう書いています。誰かを抑圧するような形で維持される芸能の在り方はもうやめて欲しい。 私も切に願います。ジャニーズ事務所にというより、寧ろテレビ局に向けて言いたいことかもしれませんが。本来、マスコミの姿は変だと思ったことを調べ不正を暴くことにあったはずなのに、実際やっていることはあまりにおかしいことばかり。今では、皆がそれをテレビに求めるなど、無理なことと最初から期待もしていません。これも、圧力、大人の事情などの視聴者に何の関係もないことを優先させてきた結果ではないでしょうか。 この本の最後はこの一文で締めくくられています。「戦後日本のショービジネスを支えたジャニーズに、最大限のリスペクトと批判を捧げる・・・・」  光が強い場所には、より濃い影が出来るものですが、その影の濃さがどんどん深く黒くなっていっているように感じるのは私だけでしょうか。