トレンド 事業で扱うソフトウェアの費用は、企業によっては大きな経費となります。以前は、ソフトウェア購入の際に一度だけ料金を支払う買いきり方式が主流でした。一方、クラウドサービスの登場とともに増えてきたのがサブスクリプションとよばれる方式です。サブスクリプションについて、買いきりと比べて、どのようなメリットやデメリットがあるのかを解説します。サブスクリプションとは、「サブスクリプションという言葉を聞いたことがないという人も多いかもしれません。実は「サブスクリプションは、ソフトウェアの利用形態としてもよく採用されています。特に近年では、インターネットを介してソフトウェアを利用するクラウドサービスが増加したことで、サブスクリプションも増えました。クラウド型のソフトウェアの場合、アップデートが容易なのでまた、電気CADをはじめとした設計に使われるソフトウェアでも、サブスクリプションが一般的となっています。EPLANでもサブスクリプション型のライセンスを提供しています。(クラウド型のソフトウェアは、サブスクリプションのメリットとデメリットについて解説します。買いきりタイプの場合は、ソフトウェアの料金を最初に全額支払うため、どうしても初期費用が高くなりがちです。一方、サブスクリプションは利用期間に応じて支払う分、サブスクリプションでは基本的に、例えば一時的に設計者の増員やライセンスが追加で必要になったとき、永続的ライセンスの場合は固定資産となりますが、利用料扱いのサブスクリプションならサブスクリプションの利用料はアップグレードの有無ではなく、あくまで利用期間が対象です。そのため、基本的にアップグレード時にも追加料金が発生しません。EPLANのライセンスの場合サポートサービスも期間中は付与されます。使っている間は料金を支払い続けることになるサブスクリプションでは、インターネットを通じてサービスを提供しているソフトウェアの場合、提供する企業がなくなればサービスも停止します。撤退や倒産などにより、サービス停止のリスクがあることも覚えておきましょう。サブスクリプションでは、それではメリットとデメリットを踏まえたうえで、サブスクリプションがどのような企業に向いているのかを紹介しましょう。企業が事業で使うソフトウェアの設備を整えるには、それなりに大きな費用が必要です。「会社を立ち上げたばかりでまとまった資金がない」といったように、「思いきって買ったソフトウェアが使いにくかった」というような場合、企業にとっては大きな痛手です。しかし、サブスクリプションなら合わなければすぐに解約し、別のソフトウェアに切り替えることが可能。サブスクリプションでは、設計業務に使用されるソフトウェアは、現在使っているCADから乗り換える場合、新しく導入使用しているCADに対して、いろいろなイメージがあると思います。サブスクでライセンスを試験導入し、検証しながら乗り換えることもできます。併せてライセンスを提供している、ソフトウェア会社のサービスも検証するといいでしょう。電気CADをはじめ、慎重に検討したいソフトウェアについては、まずは1本から試せるサブスクリプションがおすすめです。参考:2020/07/202020/07/152020/07/092020/07/20バックナンバー公開中!板金加工図・ワイヤ加工指示・部品表 全部自動で作ります! 製造加工機器との連携|バリューチェーンウェビナー シリーズ52020/07/15電気設計・制御盤設計製造に関するウェビナーまとめてみました。2020/07/09電気CADもサブスクリプションで利用!メリットとデメリットを解説Copyright (c) EPLAN Japan. 最新コンテンツゲストクリエイタープランナーリサーチャーコンサルタントプロデューサー Others最新コンテンツゲストクリエイタープランナーリサーチャーコンサルタントプロデューサー Others2017/07/28電通と電通デジタルは、「サブスクリプション型プラットフォーム」を企業に提供するZuora Japan(ズオラ・ジャパン)と業務提携し、「サブスクリプション型ビジネス」とは、いわば継続課金型のビジネスモデルのことです。ソフトウエアや音楽、動画などデジタル系のサービスではもう当たり前となっているので、誰でも言葉としては聞いたことがあるでしょう。現在、このサブスクリプション型モデルが人々の購買行動に転換をもたらそうとしています。従来から慣れ親しんだ大量生産型モデルが、デジタルトランスフォーメーションの波を受けて、大きく変わろうとしています。これは消費者視点で見れば、筆者は、電通ビジネス・クリエーション・センターで新規サービスや新規ビジネスの開発を担当しています。その一環として電通デジタルと共に、サブスクリプション型ビジネスのコンサルティングを行ったり、Zuoraの提供するサービスについても全般の導入支援を担当しています。このコラムでは、その特徴を紹介しつつ、サブスクリプション・エコノミー時代のマーケティングを探っていきます。代表的なサブスクリプション型ビジネスモデルとして、例えば2015年に始まったAppleによる音楽配信サービス「Apple Music」が挙げられます。定額制の音楽聴き放題サービスで、数百万曲の楽曲を自由に聴いたり、気に入ったらダウンロードして自分のライブラリーに追加して持ち歩くこともできます。また、動画配信サービスにおいてもHulu、Netflix、Amazon プライム・ビデオをはじめ、定額制で映画やドラマなどの映像コンテンツが見放題というサービスが次々と国内参入してきたことで、日本でも身近なものに感じられる機会が多くなってきていると思います。音楽や動画を楽しむに当たっては、従来はCDやDVDといった“モノ”を購入する消費スタイルが常識的でした。それが近年になって、定額課金の契約をすることで好きなだけ聴いたり見たりできる、いわばでは、サブスクリプション型モデルに移行すると、ビジネスはどう変わるのでしょうか。ソフトウエア大手のアドビシステムズは、2012年夏からソフトウエアの販売方式をプロダクト販売型からサブスクリプション型へと変更しました。月々一定の金額を支払えば利用できる方式へと変更したのです。ウェブ制作や映像制作のプロに利用されることが多い同社の決断は、業界の誰もが驚く改革でしたが、結果として、従来獲得することが難しかった新規顧客の増加、そして全体的な収益化にも貢献し、業績向上に寄与することとなりました。 図1:2008~16年度のデジタルメディア分野の年間経常収益(アドビシステムズ)具体的には、高価なソフトウエアを購入するのではなく月額料金で利用できることにより、トライアル機会を増やすなどの形で間口を広げることができました。また、同時にクラウドでのサービス提供によって顧客の正確な利用状況を把握できるようになったため、適切なタイミングでアップグレードを促すことも可能になりました。プロダクトを売り切って終わるビジネスモデルではできなかったような、顧客満足度向上を実現できたのです。図1は、同社のデジタルメディア分野における年間経常収益の変遷です。プロダクト販売型のビジネスだった頃から比べて、大きく改善しているのが見て取れます。Zuoraの資料によれば、この当時アドビのデジタルメディア担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーだったデイビッド・ワドワーニ氏は「われわれは箱に入ったソフトにこだわり、箱の外のことがまったく見えていなかった」という趣旨の発言をされているそうです。アドビの事業転換に代表されるように、従来からある“モノ”を売ることから、自社ができることを再定義し、自ら顧客との関係性を深め、顧客体験を高める方向へとシフトすることにより、つまり“所有”するのではなく、自分のニーズに合った“利用”を求める生活者の変化に対し、プロダクト販売型の企業はどのように対応したらよいでしょうか?スマートフォンの普及で、生活者はいつでも自分が欲しい情報を取りにいき、消費できるようになりました。また企業は、IoTに代表されるように、さまざまなモノにセンサーが付いたことで、常に生活者の各種データを取得できるようになってきました。テクノロジーが生活者と企業の関係性を変化させたのです。こうして、ネットワークを通じて生活者がいわば従来の「製品の購買」をゴールに設計されていたマーケティングの考え方では、「より多くの認知を得て、どれだけ売り上げを上げられるか」といった考え方が最重要でした。一方、これからますます普及するであろうサブスクリプション型のビジネスでは、生活者と企業は常に「つながった状態」にあることが前提となります。マーケティングの基本フレームワークであった4Pも、デジタル化に伴う顧客との新たな関係性に注目すると、それぞれ「従来重視してきた要素」とは異なる概念をカバーする必要が出てくると思います。製品からサービスへ。以下は、実際に国内外で展開されているサブスクリプション型ビジネスの例です。アドビの例のように、「プロダクト販売型モデル」から「サブスクリプション型モデル」にシフトすることは企業にとっても顧客にとってもメリットは多く、検討の価値はあると思います。変化の兆しを感じ、自社のビジネスも、いかにしてサブスクリプション型ビジネスを展開可能か。考えるきっかけにしていただけたら幸いです。しかし、サブスクリプション型モデルの導入やマーケティングのためには、そのためのツールやノウハウが必要となります。Zuoraは、「サブスクリプションを前提とした顧客管理&契約管理システム」をクライアントに提供しています。同システムではプライシング、見積もり、Eコマース、契約管理、請求・回収、売り上げ計上、レポート・分析などを一元管理できます。そして電通・電通デジタルは、「顧客にどのようなサービスを提供するのか」「顧客とどのような関係を築いていくのか」といったサービス設計と共に、その導入・運用をサポートする、というのが今回の提携の大枠です。次回は、従来型(プロダクト販売型)の企業がサブスクリプション型ビジネスを導入していくために必要なものと、導入の仕方を、実際の事例を交えつつ紹介します!このコンテンツは参考になりましたか?ビジネスイノベーションSDGsリモートワーク就職活動テクノロジーデジタル広告SNS今週のおすすめ記事クリエイタープランナープランナーゲストこの記事の連載著者株式会社電通この人も読みたい関連した記事© 2020 Dentsu Inc. All Rights Reserved. サブスクプリプションモデルで、大切なことは持続性の他には、やはり頻度が挙げられます。購入(使用)頻度がある程度あるものをサブスクプリプションモデルすることで、顧客の手間を省くことが最大のメリットです。 ③競合他社がいるか 2020/07/17 Moovoo 【最新版】電子レンジ・オーブンレンジおすすめ20選 安いけど高機能!使いやすい 2020/07/22 Moovoo HDMIケーブルを使ったiPhoneとテレビの接続方法!おすすめケーブルも紹介 いま注目されるサブスクリプションモデル。モノの所有ではなく、「何らかの利便性を得る」ことにこそ価値があると捉え、その喜びや利益の部分に課金するモデルだ。このビジネスモデルに取り組むための考え方、デジタル活用のあり方を解説する。 クラウド 5分でわかる働き方改革シリーズ ~働き方改革が必要とされる背景とは?~目次 働き方改革が必要とされる背景は生産年齢人口の減少 生産年齢人口の減少が与える負担とは 働き方改...Powered by