今回は、英語の間接疑問文について解説します。間接疑問文とは何かは覚えていますか?最大の特徴は、「疑問文が名詞の役割を果たして」文中に入り込んでいることです。早速、間接疑問文の例文を見てみましょう。Do you know when he ca
なるほど、間接疑問文というのは他の文の後ろに 「疑問詞+主語+動詞」 という形になってつながっていくということなんですね。 そうだよ。 間接疑問文(一般動詞の場合) それでは次に一般動詞の場合を見ていこう。 例2) I don't know.
「間接疑問文」とは「いつ来るの?」、「何を食べる?」のように例えば、次の2つの文があったとして、・私はわかりません。・彼女はいつ来ますか?この2つの文を1つにくっつけた場合、次のようになります。私はこの文をよく見てみると、「私はわかりません」という文の中に「彼女はいつ来ますか?」という疑問文が埋め込まれていることがわかりますよね。このように疑問文が文の中に埋め込まれている文を間接疑問文と言います。今回はこの間接疑問文の使い方について学習しましょう。目次間接疑問文の作り方は、このいずれかによって、作り方が異なってきます。まずは疑問詞を使う疑問文を埋め込むケースを見てみましょう。では、実際に間接疑問文はどうやって作るのか、冒頭の例文を使って見てみましょう。この2つをくっつけて1つにします。さて、どんな文になるでしょうか?単にくっつけるだけなら、「I don’t know when will she come.」となりそうですが、実際は次のように言います。疑問文単体では「疑問詞 + 助動詞/do + 主語」という語順ですが、じゃあ、次の2つの文を1つにするとどうでしょうか?この2つの文を1つにして「トムさんがどこへ行ったか知ってる?」といった文にしましょう。すると、次のようになりますね。続いて、疑問詞が主語になる場合を見てみましょう。この文を1つにすると、どうでしょうか? ちょっと考えてみてください。・・・・では、答えですが次のようになります。予想通りの答えでしたか?疑問詞が主語になる場合も、間接疑問文の語順は同じです。なので、疑問詞が主語になる場合はそのままくっつけるだけでOKです。超簡単!では、続いて疑問詞を使わない疑問文、つまりYes/Noで答えられる疑問文を埋め込む例を見ましょう。この2つをくっつけると「では、どのように2つを繋いだらよいでしょうか。実はYes/Noで答えられる疑問文を埋め込む場合は、次のように「if」が「whether」を使って1つにします。語順は疑問詞疑問文の時と同様に「主語 + 動詞」の順です。じゃあ、次の2つの文を1つにするとどうでしょうか?この2つの文を1つにして「アンに彼氏がいるかどうか知ってる?」といった文にしましょう。すると、次のようになりますね。間接疑問文に登場する「if」と「wethere」の意味に違いはありません。どちらも日本語では「〜かどうか」と訳すことができます。ただし、埋め込まれる疑問文が「主語」や「補語」になる場合は、「wether」しか使うことができません。今回は間接疑問文の使い方について紹介しました。そこまで難しい文法ではないと思いますが、会話になると語順が「主語 + 動詞」でなく逆になってしまう人もいるので、何度も声に出して練習しましょう。 あたし今、ハウルの子供時代にいるんだ!」というソフィーのセリフは、英語版では「私は自分がどこにいるか知っている。」という意味のセリフがつけ加えられています。元の文がWhy can she get up at 5am every day?ちなみに疑問詞が主語の直接疑問文は元が「疑問詞+主語+動詞の原形」の形なので、それを間接疑問文にしても語順を変える必要はありません。Who beat my sister?What will happen next?間接疑問文では間接疑問の時制に気をつける必要があります。主節の動詞の時制が現在形の場合は簡単です。主節の時制とは関わりなく間接疑問の時制に従えばよいです。I cannot understand 両方とも現在時制の文です。I cannot understand このbeatは過去形です(現在形だとするとmy mother beats me…になります)。「~を打つ、叩く、殴る」という意味のbeatはbeat-beat-beat/beatenと語形変化します。主節の動詞が過去形だと「時制の一致」の原則が働くのでややこしくなります。「時制の一致」がよくわからない人は下記の記事をお読みください。主節の動詞が過去形になると、従位節の動詞も過去形になります。I don’t know why he studies calculus every day.主節の動詞の時制が現在から過去に変わると、従位節の時制が過去の場合は過去完了に変わることで、従位節の時制が主節の時制よりも前のことを表わします。I don’t know why she ran away with my father.「~かどうか」という意味の間接疑問では接続詞のifかwhetherを用い、疑問詞で始まる間接疑問と同じように平叙文の語順になります。それが他動詞の目的語の場合、ifとwhetherのどちらを使ってもかまいません。Is he a member of Astro Baseball Club?Is this sex toy yours or hers?「~かどうか」という意味でwhetherは主語・補語・他動詞と前置詞の目的語いずれにも使えますが、ifは他動詞の目的語となる節でしか使えません。[主語の場合][補語の場合][前置詞の目的語の場合]間接疑問が含まれる文自体が疑問文の場合、「~が何だか知っていますか」のような、Yes/Noで答える質問は、これまで述べたように疑問詞は文中にきます。Do you understand しかし、「~をどう思いますか」のような、Yes/Noで答える質問ではない場合、疑問詞を文の一番最初に置きます。DoやDoesから始めると、Yes/Noで答えないといけない疑問文になってしまうためです。ここではdo you thinkのフレーズの例文ばかり出しましたが、think以外にもbelieve, consider, expect, fear, guess, hope, imagine, say, suggest, suppose, tellといった動詞がこの形の英文でよく使われます。間接疑問文の例文にやたらknowという動詞を用いましたが、know以外に間接疑問文でよく使われる動詞にはほかに、ask, learn, tell, remember, tell, understand, wonderがあります。「~かどうか思う」、「~かしら」という意味のI wonder…という表現はよく使われるのでしっかりマスターしましょう。ナウシカは「オウムの抜け殻(Ohmu shell)」についていた目を殻から外して持って帰ろうとします。ナウシカの「これひとつなら持って飛べるかな?」というセリフが、wonderは要するに自問自答するということです。「あれって何々かしら」って頭に浮かんだら、ネイティブには自然と『天空の城ラピュタ』でシータは誘拐されたことがあり、「さっきの男もその一人」とパズーに話すと、パズーは「何者だろう。軍隊と一緒にいるなんて。」とつぶやきます。I wonder 次は『ハウルの動く城』でのソフィーのセリフです。I wonder disguise oneself as Aは「Aの姿に変装する」。crowは「カラス」。疑問詞で始まる間接疑問の文は『この世界の片隅に』にもよく出てきます。興味のある方は下の記事をお読みください。who, whose, whom, which, whatは疑問代名詞としてだけでなく、関係代名詞としても用いられるので、どちらの品詞なのかしっかり理解する必要があります。who, whose, whom, whichの場合は簡単です。先行詞があれば関係代名詞、そうでなければ疑問詞として用いられています。Do you know 最初のwhoは疑問詞、後のwhoはthe manという先行詞があるので関係代名詞です。わかりにくいのがwhatです。「~するところのもの」(the thing(s) that)を意味する関係代名詞のwhatはそれ自身の中に先行詞を含んでいるので、先行詞があるか否かで関係代名詞か疑問代名詞か区別することができません。そのため、文脈からどちらの用法か判断しないといけません。Can you show me このwhatは関係代名詞にも疑問代名詞にもとれます。関係代名詞だと「彼の部屋で盗んだものを見せてくれる?」、疑問代名詞だと「彼の部屋で何を盗んだか見せてくれる?」の意味になります。どちらの意味かは文脈で判断するしかありません。when, where, why, howは疑問副詞としてだけでなく、関係副詞としても用いられるので、どちらの品詞なのかしっかり理解する必要があります。I don’t know 最初のwhereは疑問詞、後のwhereは関係副詞です。一見すると2つのwhereは同じように見えて区別しづらいですが、後のwhereはその前にthe placeが省略された形です。だから後者は関係副詞であることがわかります。関係副詞がよくわからない人は以下の記事をお読みください。 間接疑問文の中に疑問詞主語の文を組み入れる場合は以下のような形になります。 ・Idon’t know who cooks dinner for her . 間接疑問文の用法についてきちんと理解できていますか?関係代名詞との違いは説明できますか?一見複雑そうに見えるこの間接疑問文、実は3つのポイントさえ抑えれば誰でも使いこなすことができるので … 疑問文単体では「疑問詞 + 助動詞/do + 主語」という語順ですが、 間接疑問文になると「疑問詞 + 主語 + 動詞」の語順、つまり普通の文(平叙文)と同じになります。 じゃあ、次の2つの文を1つにするとど … 間接疑問文は疑問文が文の中に名詞節として組み込まれた文と述べましたが、名詞節が何かピンとこない人は多いかと思います。 2つ以上の語のまとまりが1つの品詞と同じ働きをして、その中に「主語+動詞」があるものを 節 と言います。 間接疑問文では、主語が疑問詞にあたる場合、その動詞(ここではcook)は、三人称単数形にしなければならない! というルールがあります。 上記例文では、cooksと三人称単数形となっています。 文法が苦手な人でも分かるように間接疑問文について英語の基礎から説明します。ネイティブは間接疑問文を会話で頻繁に使うので、知らなければ英会話はできません。順序よく学べば簡単なので、この記事を読んで間接疑問文をマスターして下さい。 今日は中学校で学ぶ英語の文法の中でいちばん難しい ところといってもいいですね。 『間接疑問文(かんせつぎもんぶん)』について 勉強したいと思います。 ここは英語学習者泣かせといいますか、 英語を学ぶ人がつまづきやすい所です。