3号路には小さな谷を渡る橋がいくつかありますが、手すりのついた木の橋を渡って、少し急な階段状の登りを越えれば、休憩場所となるかしき台園地があります。 葉が落ちた後、枝に残ったあとを見たことがありますか。これを葉痕と言い、葉が着いていたところに残る維管束 沢にある小さな木の橋を渡ると、稲荷山コースへの間道となります。ここから先は沢にある飛び石をつたって歩いていくことになり、また、6号路の最後には長い階段があるので、体力に自信のない人は、ここで稲荷山コースに進路を変えることができます。 高尾山には、“着生植物”という他の樹木の枝上などで生活している植物もいます。代表的なものは“セッコク”で、主に6号路のスギの枝上で、晩春から初夏にかけて白色から淡紅色の花を咲かせている姿を見ることができます。この他にも、カヤランやヨウラクランを見かけることもあります。 ビアマウントの高台の西側

日影沢入り口の木道付近にて。 日影沢には、アズマイチゲとキクザキイチゲが咲く。 葉の形を見て区別しているが、この花はまだ若く、葉を広げていないので、はっきりはわからない。 3.8 1.5 “びわ滝”分岐を過ぎると傾斜はゆるやかになり、常緑広葉樹の茂る斜面が続きます。再び現れた階段を上ると3号路との分岐点となり、さらに上に進むと浄心門の前に出ます。 快晴京王バス日影バス停(07:25)・・・日影沢園地(07:40)・・・無線中継所手前/1号路合流地点(08:15)・・・高尾山(08:25/08:40)・・・稲荷山(09:05)・・・京王高尾線高尾山口駅(09:30) “いろはの森”では、コース沿いに生えている樹木から、名前が“いろはにほへと”48文字にあうものを選び出し、それぞれの木のそばに万葉集などの歌碑をそえて解説しています。同じ種類の木でも、古名や地方名が使われていることもあり、登山をしながら自然とともに発展した文化の面白さを体験できます。4号路と交差した後、1号路の途中に出ます。 1号路とは、山頂下で交差しており、北側はすぐとなりに4号路、南側の舗装路を進むと、3号路と6号路につながっています。 生き物にエサをやらない 計画や準備を万全にする かすみ台の、南側の展望台の反対側に、2号路の北側ルートへの入り口があります。幅がせまい階段となっているので、ちょっと気がつきにくいかもしれません。一般向けの道と思えないほど急角度ですが、階段を下りきれば、平坦な山道となっています。 沢にかかる大山橋の近くは広い休憩スペースとなっています。流れがゆるやかなときには、沢の水に手をひたして気分をリフレッシュしたり、水中の石をめくって水生昆虫探しも楽しめるでしょう。 “いろはの森”コースは、その名のとおり、ほぼ全体にわたって森の中を進みます。急な斜面や階段状の道も多いですが、ところどころにベンチも設置されているので、適度に休憩をいれて、歌の書かれた木札を楽しみながら進んでください。 火の始末をきちんとする 歩きだしてすぐに、道沿いにいくつもの石仏が置かれた場所にでます。ここにかつてあった、“洗心禅院”というお寺のゆかりのものであるといわれています。不動明王、十一面観音などのほか、七福神の石像がそろって登山者を見守るように並んでおり、一か所で七福神巡りができるありがたい場所としても知られています。 https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=85120 高尾山山頂からの富士山の眺めは有名ですが、日本一の高さを誇るスカイツリーも見ることができることは知っていますか。 高尾山の日本一といえば、ケーブルカーの急こう配。清滝駅 4月2週目くらいが見頃なのかと思っていたけれど. 高尾山山頂から小仏城山方面に向かうルートとは、山頂から下ってくる階段を回りこむように交差します。5号路はここで北側と南側に分かれ、明るさなど、雰囲気がかなり変わります。 この桜は、春と秋の年2回咲きます。秋の開花時期によっては、紅葉と桜の対比が楽しめます。 男坂と女坂の合流地点の中央にある坂を上ると、“髙尾山有喜苑”と名付けられた広場となっています。ここには、昭和31年に、日タイ親善の証として建立 日影沢林道、下から歩こうとしましたが水場にさえ辿り着けませんでした。 上はこんなことになっていたのですね。 いろはの森コースもとてもじゃないけど歩ける様子ではありませんでした。 しばらくは高尾への道は限られるものになりそうです。 灯篭と大きな杉の木が並ぶ平坦な道を進むと、石碑をはさんで進路は二又に分かれ、左は石段の“男坂”、左はゆるやかな坂が続く“女坂”です。先で再び合流するのでどちらに進んでも薬王院方面へ向かいます。男坂の石段は煩悩の数と同じ108段で、一段ずつ上っていくことで、煩悩をひとつひとつ消し去るといわれています。 3号路と6号路は、それぞれ5号路との分岐点まで 1号路途中の急角度の折り返しとなっている道を曲がらずに進むと木の階段があり、そこを上ると金比羅神社の置かれた“金比羅台”があります。ベンチがあり、休憩ができます。また、トイレはありません。ここからは山の東側の景色が広く見渡せ、天気がよければ筑波山まで望むことができます。眼下には甲州街道のイチョウ並木が見え、秋には黄色く色づいた道筋を眺めることができます。 テーマは“香る高尾”。裏高尾とは、高尾山の北側を東西に走る旧甲州街道周辺のエリア一帯のこと。街道の入口から小仏バス停までの約5kmに点在する大小の梅林から成る“高尾梅郷”が最大の見どころ。紅梅・白梅あわせて約1万本の梅の木があり、毎年2~3月の見ごろには、梅が香り高く咲き誇るなか、多くの人でにぎわいます。 テーマは”四季折々”。高尾山の南側に位置する稲荷山を経て、山頂に向かうコースで、6~7月はアジサイやヤマユリなどが咲き、秋には山全体が紅葉する景色を楽しめるなど、高尾の四季を存分に体感できます。尾根道をずっと通っていくので日当たりがよく、道中の展望台から見渡せるパノラマの絶景は必見です。 高尾山の周辺には、小仏城山など“城山”と名のつく山や“城山”と呼ばれる場所が6つもあります。 山の空気をダイレクトに感じたい方に人気なのが、エコーリフトです。腰掛け式の2人乗りで、まわりを囲むものがないシンプルなつくりなので、爽快感は抜群です。両サイドに続く森を間近に見ながら、片道およそ12分の空の旅が楽しめます。 ゆるい登りの後に、道幅が広くなっているところがあります。ベンチが複数設置されていて休憩ができます。

日影沢のハナネコノメの自生地はこんな感じ⇒ ここから都道を小仏峠方面に向かうとすぐに中央本線の下をくぐるが、そのガード下の沢にも僅かながら咲いているのが見える。 さらに線路をくぐってすぐ右折し(その場所は電車の写真を撮る人たちのスポットらしい)、中央高速の下をくぐっ� 3.2 日影沢から高尾山頂付近までを結ぶ“いろはの森コース”には、いろは48 文字を頭文字とする樹木があり、それぞれの樹木には解説が表示されています。 コースとしての3号路はこの分岐点までとなります。ここから山頂へは、周遊コースの5号路を進むことになり、右に行くと1号路の山頂下へ、左に行くと稲荷山コースの階段下に出ます。また、山頂が混雑していそうなときは、隣りの6号路に入ってすぐのベンチのある広場で休憩することもできます。 テーマは”森の遊び心”。日影沢から山頂付近までを結ぶこのコースには、”いろは”48文字をそれぞれ頭文字とする樹木が植えられ、また各々に知的好奇心をくすぐる解説プレートと木にちなんだ和歌の立て札が掲示されています。所々に木製の階段が設けられている傾斜が急なコースです。 概要高尾山の北側いろはの森コースの登山口に通じている日影沢林道の起点付近にある路肩スペース。アクセスは圏央道の高尾山インターチェンジを下りて国道20号線の新宿・高尾山方面へ向かい、高尾山口駅を過ぎてJR中央本線の高架手前の西浅川の交差点を左折、東京都道516号浅川相模湖線を3kmほど進むと左手に林道の分岐があり、入ってすぐ右手に駐車余地がある。高尾山いろはの森ハイキングコースの登山口は林道の先にある日影沢キャンプ場付近の分岐を左へ進む。※林道は台風19号の影響により徒歩のみ日影沢キャンプ場まで通行可能◆ 歩きやすいとはいえ、山の斜面に設けられた道なので、ところどころにはこのように道幅がせまくなっている部分もあります。足下には気を配りながら進んでください。 動植物は大切にする 再び木の階段です。ここを過ぎるとまたもや木の根が露出した道となります。

テーマは”森と動物”。ほぼ全体を通して森の中を歩くコースで、季節ごとに色とりどりの鳥のさえずりを聴けます。高低差はそれほどなく、また高尾山で唯一のつり橋”みやま橋”があり、人気コースの1つです。高尾山特有のブナなどの落葉広葉樹が生い茂り、ひんやりとした美味しい空気を感じられます。 高尾山の登山口となる日影沢林道口の駐車場に関する情報です。駐車可能台数や有料・無料、トイレの有無やダート路の有無を掲載しています。また、日影沢林道口から主な登山ルートの往復所要時間も掲載、高尾山のマイカー登山のプランニングにお役立てください。

今日のスタートは日影バス停。バス通りから日影沢へと入っていきます。この辺りのニリンソウはほとんど終わりでした。 今日は小仏城山へ北東尾根を登っていきます。日影沢を渡渉し、山道へ取り付きま …

6号路沿いのびわ滝とともに、薬王院の水行道場として知られています。石段の上部に青龍堂というお堂があり、水神である青龍大権現が祀られています。昔、ある僧が霊場にふさわしい場所を探していたところ、現れた白蛇に導かれ、この滝を見つけたという伝説があり、この蛇の正体が、青龍大権現であったといわれています。本来は信徒のための修行場ですが、一般の人も予約をすれば体験修行することができます。 浄心門手前の横道を下っていくと、すぐに2号路との分岐点となります。ここからしばらくは森の中を通る道となりますが、アップダウンは少なく、岩や木の根で足をとられるような場所も少ないので、まわりの景色を楽しみながら散策できます。 4.6