軍艦マーチを校歌にしている。もちろん旋律だけだが、歌詞は「世にうたわれし浩然の・・」と格調高い。とはいえ、同じく若者の高揚感を掻き立てるものだ。盛岡第一高等学校だが、岩手きっての伝統校で、石川啄木・宮沢賢治も学んでいる。 軍艦マーチを校歌にしている。もちろん旋律だけだが、歌詞は「世にうたわれし浩然の・・」と格調高い。とはいえ、同じく若者の高揚感を掻き立てるものだ。盛岡第一高等学校だが、岩手きっての伝統校で、石川啄木・宮沢賢治も学んでいる。賢治は「風さむき岩手のやまにわれらいま校歌をうたふ先生もうたふ」と詠み、この校歌が気に入っていたようだ。1968年に甲子園出場を果たし、初戦突破で校歌が鳴り響いたが、スタンドからどよめき、笑いが沸き起こった。ほとんどがパチンコ屋を連想したのである。いつもは和太鼓で違和感はないが、伴奏となると軍艦マーチそのものになってしまう。恥ずかしかったというが、21世紀枠のない時代での甲子園出場は立派である。そして今も、毎朝、校舎屋上で弊衣破帽の応援部員がMをあしらった校旗を片手に、校歌を歌い上げる伝統は生きている。4月21日の朝日新聞別刷でこのことを読み、すぐにユーチューブで聞いたのだが、東北健児意気盛んとつい顔がほころんだ。そういえばこんな人もいたな、と自分の迂闊さに驚く時がある。「これだけまっしぐらに改革路線を進んでくださるとは思いませんでした。普通は攻撃されるとグラグラしますが、彼はほとんど揺れない。疲れを知らない体 ...  今上天皇の生前退位発言から説き起こしている。これは16年8月8日のことだが、政治学者・白井聡の論理は明快で、どうするのだと突きつけてくる。アベ政権が選んだ日本会議系の有識者はこの生前退位に反論した。 ... 「映画監督になれ、四ノ宮。自分が‘そうなるんだ’と信じ続けていれば、絶対になれるはずなんだから」と友に励まされ、「僕は映画を撮るために生まれてきた」と自分にいい聞かせ続けた。四ノ宮浩 28歳の時。19 ... アウシュヴィッツ強制収用所。そこでは1940年から45年にかけて、ナチズムのもと組織的集団虐殺で300万の人命が失われた。その過酷な極限的な状況の中を、一人のユダヤ人心理学者が3年間を生き抜いた。愛す ... 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい 。ご存じ夏目漱石「草枕」の一節だが、東大の研究室も同様住みにくさでは変わりがない。「東大助手物語」(新潮社)だが ... 2020/07/182020/7/72020/6/282020/06/142020/6/5Copyright© ゆずりは通信 , 2020 All Rights Reserved.