【都立中高一貫校】新6年生(現5年生)の都立中高一貫校の目指し方; 14. 【都立中高一貫校】 諦めるのは早い、小6から始める … 公立中高一貫校の適性検査では、ほぼどの学校でも作文問題が出題されます。作文の文字量は目安としては原稿用紙半分(200文字)~1枚分(400文字)程度であり、大抵は国語の試験の最後の設問として出題されます。試験時間が50分とした場合、当然なが

東京都 公立高校入試の過去問題集 2021年度版。7年分を収録。 解答・解説・リスニング音声データダウンロードコンテンツ付き。 2020年5月20日発売です。 前回のブログで全国の公立中高一貫校 適性検査の2012年に出題された作文問題を紹介しました。 その後、2012年~2016年までの作文問題を徹底分析したところ  その前に、ぽちっとお願い致します。(人気の記事も見れます)その一押しが今後の励みになります。   押してくださった方ありがとうございます。   さて、本題に戻ります。 全国の中高一貫校適性検査の2012年~2016年までで、   そのテーマは なんでしょうか?  少し考えてみてください。  「幸せとは?」  「将来どのような人になりたいか」  「学校に入ってやりたいことは?」  違います。  ヒントは、  大きくひとくくりにまとめると  4文字「●●●●」に関する問題です。      最初の文字は「    もうわかりましたね?   ちょっと引っ張りましたが、  最も出題されている作文のテーマは・・・   では、実際に出題された問題を紹介しますね。  ------------------------------------------------------------  ■宮城県仙台二華中学校 問題文略 私たちの周りにはたくさんの本があります。その本の中には「これからのために読んでおかなければならない本」もあるでしょう。 「これからのために読んでおかなければならない本」とは、あなたにとってどんな本であるかをまとめた上で、読書についてのあなたの考えを四百字以上五百字以内で書きなさい。  ■新潟県共通 資料略 あなたは読書量を増やすために学級のみんなに向けて提案文を書くことにしました。資料1,資料2や,あなたが体験したことなどをもとにして,提案文を四百字以内で書いてください。  ■長崎県共通 問題文略 筆者は「本を読む」ことのよい面は、どういうことだと考えていますか。八十字以上百字以内で書きなさい。  ■宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校・宮崎西高等学校附属中学校 問題文略 文章中に、「これが本当の読書というものです」とありますが、筆者の「本当の読書」に対する考え方についてあなたはどう思いますか。次の条件にしたがってあなたの意見を述べてください。 (一):はじめに、筆者の考え方に対して、賛成か、反対か、あるいはどちらでもないか、あなたの意見を述べてください。 (二):次に、(一)で述べた意見の理由を、自分の読書体験をもとに説明してください。(三):字数は(一)(二)あわせて四百字以内とします。   ■鹿児島市立鹿児島玉龍中学校 問題文略 文章で作者は読書をする際には「自分をつくる」、「自分を鍛える」という観点をもってもらいたいと述べていますが、読書にかかわらず「自分が変わった」「影響を受けた」といえるあなたの体験を教えてください。 その際、あとの条件にしたがって書きなさい。百六十字から二百字以内とする。     ■さいたま市立浦和中学校 問題文略 太郎くんは図書委員を代表して,次の学年集会で,「もっと読書をしましょう」という提案をすることになりました。あなたが太郎くんなら,これまでの調査結果や読書アンケートの結果をもとにして,どのような提案をしますか。 条件1:解答は横書きで書くこと。条件2:文章の分量は,300字以内とすること。    ■横浜市立南高等学校附属中学校 問題文略 【ア】【イ】【ウ】【工】を読んで、「現代の小中高生の読書の特徴と読書の大切さ」という題名で意見文を書きなさい。ただし、意見文は【ウ】【エ】から現代の小中高生の読書についての特徴をそれぞれ一つ以上指摘した上で、【ア】【イ】から村上陽一郎さん、池上彰さんの《考え》をそれぞれ一つ以上引用して書きなさい。なお、解答は、次の注意事項を守って、四百五十字以上五百字以内で書くこと。   ■和歌山県共通 問題文略 この文章をふまえて、あなたの読書体験を入れながら、読書に対するあなたの考えを600字程度にまとめて書きなさい。     ■東京都立立川国際中等教育学校 問題文略 読書のたのしみとは、ほかでもない、この「どのように」を「味わうことにあるのだから。」の「どのように」を分かりやすく説明した上で、自分の読書体験をふまえ、「読書のたのしみ」とはどのようなものか、あなたの考えを360字以上400字以内で書きなさい。   ■岡山県立倉敷天城中学校 問題文略 太郎さんの学校の図書委員会では,資料をもとに話し合いをしました。そして,読書が好きな人をさらに増やすために,読書のよさや楽しさを伝えることになりました。あなたなら,どのようなことを伝えますか。あなたが考える読書のよさや楽しさを,あなたの経験をもとに二百字以内で書きましょう。   ■高知県立高知南中学校 問題文略 この文章はある中学生が書いた読書感想文の一部を抜き出したものです。このように、あなたが本を読んで影響を受けたり、感動したりしたことについて、その本を読んだあとのあなたの行動や考え方の変化を含めて400字以上、460字以内で書いてください。   ■宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校・宮崎西高等学校附属中学校 問題文略 あなたにとって「本でなければ得られなかったもの」について問の筆者の考えも参考にしながら、あなたの読書体験を交えて三百字以上、四百字以内で書いてください。   ■沖縄県立与勝緑が丘中学校 友達や学校の先生に対して、どのような言葉や態度で接すると、互いに気持ちよく過ごせるか。あなたの考えを書きなさい。百八十字以上、三百字以内でまとめること。     ■山形県立東桜学館中学校 国語の授業で、読書のしかたについて、六年生が五年生にアドバイスをすることになりました。 グループに分かれて話し合いをしたところ、けんさんとまきさんは、それぞれ次のような考えを中心にして、アドバイスをしようと考えていました。 けんさん:ぼくは、たくさんの本を読むことが大切だと思うよ。 まきさん:わたしは、一冊の本をじっくり読むことが大切だと思うわ。あなたなら、五年生に、どのような読書のしかたが大切だと伝えたいですか。次の条件にしたがって、あなたの意見を書きましょう。 [条件]あなたの意見の中心になる考えを、次のア~ウから一つ選び、選んだ記号を書くこと。 ア:けんさんの考えイ:まきさんの考えウ:そのほかの考え あなたの経験や見聞きしたことをふくめて書くこと。400字以上、500字以内で書くこと。         ■川崎市立川崎高等学校附属中学校 問題文略 あなたは「読書」に対してどのようなところに「価値」を見出していますか。これまでの読書経験をあげながら次の[注意事項]に合うように考えや意見を書きましょう。 三百六十字以上四百字以内で書きましょう。   ■石川県立金沢錦丘中学校 問題文略 読書に対する筆者の考えと、筆者の考えについてあなたが考えたことを次の条件にしたがって書きましょう。 □条件一段落目には、「世界」「経験」「知識」の三つの言葉を使って、読書に対する筆者の考えをまとめること。 条件・二段落目には、筆者の考えについてあなたがどのように考えたのかを、あなたの読書経験とつなげて書くこと。・400字以上、450字以内で書くこと。  ------------------------------------------------------------ いかがでしたか? かなり出題されていますよね。他とくらべても圧倒的に多かったです。 学校側は、「読書」が人生においていかに重要であるかを子どもたちに知ってもらいという思いがあるのでしょう。 私も長年、教えてきて感じることは、勉強時間が少なくても、成績が伸びる子は、本が好きで、小さいときからたくさんの本を読んでいる子だということです。 お子様の学力を伸ばしたいという親御様は、是非、本をたくさん読ませてください。これがなかなか難しいのですが・・・  余談ですが、わたしの趣味の1つは読書で、本がなければ生きていけません。  次回は今後出題が予想されそうなテーマを紹介します。必見です! ※お知らせこれまでまたは現在モニターをしてくださっている方へ。全国の公立中高一貫校(2013年~2016年)で出題された作文問題(pdfデータ)を差し上げますので、ご遠慮なくご連絡くださいね。

「勉強に関する知識や情報を面白く、分かりやすく解説」を目的として、勉強の知恵袋を運営しています。学校の勉強、受験の勉強、独学、浪人生活などの各テーマの専門知識を掘り下げて執筆中!「勉強に関する知識や情報を面白く、分かりやすく解説」を目的として、勉強の知恵袋を運営しています。学校の勉強、受験の勉強、独学、浪人生活などの各テーマの専門知識を掘り下げて執筆中!「勉強に関する知識や情報を面白く、分かりやすく解説」を目的として、勉強の知恵袋を運営しています。学校の勉強、受験の勉強、独学、浪人生活などの各テーマの専門知識を掘り下げて執筆中! 前回のブログで全国の公立中高一貫校 適性検査の2012年に出題された作文問題を紹介しました。 その後、2012年~2016年までの作文問題を徹底分析したところ. 公立中高一貫校の適性検査では、ほぼどの学校でも作文問題が出題されます。作文の文字量は目安としては原稿用紙半分(200文字)~1枚分(400文字)程度であり、大抵は国語の試験の最後の設問として出題されます。試験時間が50分とした場合、当然ながら作文だけに30分も時間をかけてしまっていては、他の問題に手がまわらなくなりますし、かと言って作文問題を捨てて白紙で提出するわけには行きません。作文問題は丸暗記や知識の詰め込みですぐにできるようになならない問題なので、日頃から自分の気持ちや感じたことを文章にしたり、他の人が読んでもわかりやすい文章を書く練習をして、苦手意識や減らしたり短い時間でしっかり文章を書く能力を身に付けることが重要です。今回は、そんな適性検査の作文対策に関する知恵について、まとめました。 適性検査で出題される作文問題は、志望する学校によってが、微妙に違ってきます。対策としては、普通の受験対策と同じく、過去問をチェックして志望する学校で過去にどんな作文問題が出題されていたのかを確認することが大事です。確認する目安は過去3年分。学校の公式ホームページや本屋で売っている赤本(過去問集)で、実際にどんな問題が出題されていたのか、作文を書くときのルールについて調べておくようにしましょう。 最初から原稿用紙いっぱいに文章を書こうとしても、多くの子供にはレベルが高すぎて挫折してしまうものです。ですので、作文に慣れさせるという意味では最初は簡単な日記でいいので、毎日自分で文章を書く習慣をつけるのがいいでしょう。なお、日記を書くときはと、5W1Hを意識した日記を書くようにしましょう。 作文問題では政治、経済、地元に関するニュースなどの時事ネタや社会情勢に関するテーマが出題されることがあります。時事ネタに強くなるためには、実際に新聞やニュースで知った情報を、自分なりの言葉で短くそしてわかりやすく文章でまとめてみる(=要約)練習をするのが効果的です。もちろん、読めない漢字や意味の分からない単語が多いかっちりとした新聞ではなく、子供向けの新聞に載っているニュースやNHK教育のニュース番組でもOKです。最初から難しいニュースの自分が理解できる、興味のあるニュースでもいいので、自分の文章短くまとめてみるようにしましょう。ちなみに、要約問題は作文と一緒に出題されることもあります。作文問題と要約問題の両方の勉強になる一石二鳥の勉強とも言えます。 作文問題で正しくない漢字や書き順が違うを書いてしまえば減点の対象になります。せっかくいい文章が掛けていても、漢字のミスで減点されてしまうのは非常に残念です。ですので、文章を書く練習をするのいっしょに、漢字ドリルで正しい漢字の書き方も勉強したり、漢字検定を受けて漢字の知識を身につけるのがいいでしょう。漢字の知識は作文だけでなく、国語以外の記述問題でも使う全ての勉強の基本でもあります。しっかり勉強しておけばその分ミスが減り、より合格に近づけるようになります。 

また、公立中高一貫校に関してはほとんどの場合、学校のホームページ過去問ダウンロードサイトがあります。 東京都立、公立中高一貫校の過去問ダウンロードページを以下のとおりまとめておきます。 是非ご活用ください。 【都立中高一貫校】合格の近道=「過去問をトコトンやって知り尽くせ!」 13.

 作文を作る上では「起承転結」のように文章の構成を書く前に考えておくことが大事です。その構成としてよくあるのがという、3つの構成で考えて、それを作文にしていくというものです。 例えば、「いじめをなくすにはどうすればいいのか」というテーマで作文を書く場合はという構成で書くと、読む方もわかりやすく、また自分で読み直しても理解しやすい文章になります。  

 適性検査では、子供自身の経験や小学校での思い出を例にして、出題されたテーマの作文を書くという問題がよく出題されます。例えば、など、子供自身の経験や思い出をもとに作文を書く試験は、受験する子供にとって書きやすいテーマであり、またその子供の性格や考え方などをよく知ることができる試験向きの問題です。さきほど紹介した「日記を書く」と組み合わせて、より自分の経験や思い出を詳しく具体的に書いてみる練習をするようにしましょう。 適性検査で解答する作文は、ただ自分の感想や考えをなんのつながりもなく、ただ書き足すように書いていては減点の原因になります。ただ書きなぐるような文章ではなく、文章や段落の内容は関連を持たせたものでなければ、読む人も、書いた自分自身も一体何が伝えたかったのかわからない文章になってしまいます。そうなるのを防ぐためには文章を書き始める前に、などの作文を作るのに必要な材料を準備することが大事です。作文は試験の中でも非常にめんどくさいために、思いつきで一気に書き上げることで時間を短縮したいと思うこともあります。しかし、なんの準備もせずに書き始めたら途中で文章が思い浮かばず手が止まってしまったり、ただ原稿用紙を埋めるためだけにダラダラとした文章になってしまいます。