6月7日(金)第59回放送分の感想です。ネタばれありなので、まだ見ていない方は読まないでくださいね。第10週のみどころはコチラ↓でチェック♪あらすじ|連続テレビ小説「なつぞら」 第10週 なつよ、絵に命を与えよ 第59話の視聴率は21.7%でした!仲(井浦新)からアニメーターになるための試験を受けないかと言われたなつ(広瀬すず)。以来、ひと月後に迫った試験のため、寝る間も惜しんで絵を描き続ける。それに伴い、セル画に色を塗る仕事も上達し始める。ある日の昼休み、中庭で人々の似顔絵を描いているところに、陽平(犬飼貴丈)が駆け寄ってくる。なつに告げたのは、十勝で農業をしながら絵を描き続ける幼なじみ天陽(吉沢亮)に関する知らせだった…。引用元:「なつぞら」を見逃した方、もう一度見たい方は、U-NEXTで見ることができますよ↓なつぞらの「登場人物」はNHK公式サイトで確認できますよ↓登場人物|連続テレビ小説「なつぞら」 登場人物・相関図をご紹介します。 雪次郎(山田裕貴)、咲太郎(岡田将生)の舎弟感。「人形の家」のチケット、30枚売ることになったのかな(笑)雪次郎がゆく道をそれませんように…。 マコちゃん(貫地谷しほり)、過去の自分の発言(大沢麻子・通称「マコ」を演じるのは貫地谷しほりさん。東洋動画スタジオの中庭でのオフショット。 久々天陽君(吉沢亮)登場!第29回十勝美術展で賞をもらった。こちらが、受賞した天陽作の馬の絵。おめでとうございます!帯広の展覧会で賞をもらった天陽。受賞挨拶後に山田家そろって、会場で記念写真。ひさびさ出番の天陽君。なつと手紙のやり取りをする天陽くん、めっちゃなつの事好きだな…。なつを待つのはやめて他の人と結婚するように勧める父・正治(戸次重幸)と母・タミ(小林綾子)。「私たちはここから動けんのよ。」(なつぞら第59話)タミは天陽くんになつを忘れて結婚してほしいみたい。天陽くん自身が幼い頃に北海道で生きていく決意をしているから、天陽くんが自分で「俺はここで生きる」と言うのは良いと思う。天陽くんがここまで決心しているところに、母や父がうるさく言ってくるのが嫌だ。そもそも、天陽くんが北海道で生きていく決意をしていたから、泰樹(草刈正雄)の力を借りて開拓することができて、正治もタミも生活することができるようになったのだ。北海道での暮らしは天陽くんのおかげである。そこへきて、息子の人生に関わる発言をしてくるこの両親が好きになれない。一人息子なら分からなくもないけれど、長男である陽平(犬飼貴丈)は東京で好きな仕事をして暮らしているのに、次男である天陽くんだけを縛り付けているのが納得できない。昔はこういうのが普通だったんだろうけど、長男の陽平との対比でひどさが際立つ感じだな。天陽くんが不憫(´;ω;`)口を拭け、をもう一回やりたいからケチャップ付きのまま話し続けているんだなと思って言うなよ言うなよと思ったら言いました。広瀬すずじゃなくて作品自体に熱を注いでもらいたよ作り手の方々。雪次郎、いずれ帰らなきゃとか言いつつ咲太郎に触発されてスイーツの道を捨てて演劇の道に行くんじゃないかってドキドキするw 雪次郎、ちゃんと修行して北海道に帰ってくるんだべか咲太郎に引きづられて芝居の道に行くなよう私は雪次郎くんが好き。「人形の家」まで知ってる雪次郎くん、演劇ガチ勢だった。家業を継ぐ運命だからとあきらめていた夢が、なつや咲太郎からの刺激でこの先再燃することもあるのかな。今日のなつは仲ちゃんの計らいもあってまた一つ夢の実現に近付いたか。試験の受験決定後は雪次郎と再会しましたが、雪次郎も今は東京ですがいずれは雪之助の後を継ぐため北海道へ戻る事に悩んでた感じか。あと咲太郎も次の新劇が「人形の家」に決まり雪次郎と意気投合してましたな。 おおっ文通か!今ならラインだけど、どんだけ日数かかってる会話なんだ? んー、今日の なつが麻子さんと打ち解けそうで嬉しいです☺朝から天陽くん朝から天陽くん今日は天陽くん祭りだった!!だけど天陽くん別の人と結婚するのかなーなつのモデルになった人は同僚のアニメーターと結婚したらしいし、天陽のモデルになった画家さんは、若くして亡くなるらしいし。以上が、朝ドラ「なつぞら」第59話の感想でした!最後まで読んで下さりありがとうございました♪
天陽くんの最期、儚くて美しくて、でもどこか内に秘めるたくましさも感じて、本当に印象的でしたよね。あまりに尊くて、このまま神様か仏様になってしまうの?って思ったのは私だけではないはず。天陽くん、もう会えないなんて嘘だよね…!?(涙)そんなわけで、天陽くんロスで気持ちの整理がつかないまま、北海道旅行に出発しました。(夫と5歳の息子、0歳の娘も一緒です。)>>関連記事:ここでは、帯広の真鍋庭園にあるもくじ樹木の生産販売を手がける真鍋庭園苗畑が、1966年から運営している真鍋庭園。24,000坪の広大な庭園では、約3,000種の花や木と、日本庭園・風景式庭園・ヨーロッパガーデンなどさまざまな回遊式ガーデンが楽しめます。真鍋庭園自体は有料の庭園ですが、ロケセットは無料ゾーンで公開されているので、誰でも見ることができますよ。 実際の「なつぞら」のドラマ撮影は、真鍋庭園が所有する土地で行われたそうです。ロケ地の畑には、天陽くんの家と馬小屋(アトリエ)がゼロから建設されました。2018年6月の撮影クランクインは、真鍋庭園が管理する畑だったとか。「なつぞら」の記念すべき最初の撮影現場となりました。帯広観光コンベンション協会は、使用された天陽くんのロケセットを観光振興にいかすべく、譲渡を申請。撮影のあった真鍋庭園の別の畑からロケセットを移設し、真鍋庭園の管理のもと、天陽くんの家とアトリエを公開しています。実際に撮影に使われたロケセットをこうして気軽に見ることができるのは、とてもありがたいですよね。真鍋庭園の入口には「なつぞらの舞台 十勝へようこそ」というのぼりが出ていて、胸が高鳴ります。アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の人生に大きな影響を与えた山田天陽。天陽くんはベニヤ板に絵を描くという独特の手法で描く馬の絵を得意としており、ドラマにも彼の絵が飾られたアトリエが何度も登場しました。いつも「なつぞら」で見ていた天陽くんのアトリエ、実際に目の前で見ると感動します。アトリエの中には、天陽くんの描いたたくさんの馬の絵が飾られています。天陽くんの父が騙されて、年老いた馬を購入。その馬がすぐに死んでしまい、「あの馬さえ生きていれば!」と嘆き、死んだ馬のことを想いながら天陽くんは馬を描くようになりました。絵を見ているだけで、ドラマのシーンを思い出して泣けてきます(涙)大きなベニヤ板に描かれた力強い馬の絵は、遠目に見ても躍動感と迫力がありました。天陽くんの魂を感じることができますよ。天陽くんの死後にアトリエを訪れたなつが、自画像の天陽くんと向き合って最後の会話をしていたシーンは、涙なしでは見ることができませんでした。天陽くんが最後までなつの人生を導くことにつながる、大事な自画像です。もともとは、なつの絵を描いていた天陽くん。この自画像は、キャンバスに描いたなつの絵を上から塗りつぶしたものです。(第60話より)アニメーターを目指して上京したなつへの想いを断ち切るべく、赤い絵の具のハケで涙ながらに絵を塗りつぶしていた天陽くん。とても切ないシーンでしたよね。そんな天陽くんのモチーフは、十勝の画家・神田日勝(かんだにっしょう)といわれています。画家としても農家としても力強く生きた神田日勝。病気による短命な生涯や絵の作風など、天陽くんと共通点が多いです。天陽くんのアトリエには、なつが高校で「白蛇伝説」を演じたときの背景画や、描きかけの馬の絵も飾られていますよ。この描きかけの馬の絵は、神田日勝の「馬(絶筆・未完)」がモチーフになっています。天陽くんの家は年代で変わっていて、「なつぞら」が始まった昭和20年代の家は、壁は藁の家。昭和30年代になると天陽くんの家の壁は木材になり、電気をひき込み、井戸も家の庭園に設置。その様子から時代の変化が感じられます。今回展示されている天陽くんの家は、昭和30年代のものです。農業の素人だった山田家に与えられた土地は、荒地と粗末な家。開墾は難航し、農業では生計が立たない貧しい暮らしは、その粗末な家からも感じとれます。苦労する山田家の様子は、「開拓」がテーマとなっているドラマの中でも深く印象に残りました。間近で見るリスは、とっても可愛かったですよ。天陽くんがリスをたわむれている姿を想像してしまいました。森の王子様っぽくて似合いそう…!我が家以外にも家族連れが多く訪れており、「天陽の家あった!」と子供が喜ぶ声も聞こえました。天陽くん、子供からも人気なんですね。今回献花台を設置してくださった真鍋庭園の皆さま、ありがとうございました。真鍋庭園自体が冬には閉園してしまうため、2019年12月1日が最終営業となるそうです。ロケセットの公開も12月1日までです。献花をした人の香典返しとして、先着で「天陽くんじゃがいも」が配られていました。天陽くんが一生懸命育てていた大事なじゃがいも、もったいなくて食べれないかも…。アトリエに飾られているたくさんの天陽くんの絵を見て、ふと「なつぞら」作品中の天陽くんの絵は誰が描いているのか気になりました。いきいきとした力強いタッチが特徴の、独特の雰囲気がある絵ですよね。調べてみたら、天陽くんの絵は画家の村山之都(むらやましつ)さんが描いているものだとか。「なつぞら」公式InstagramとTwitterにも、実際に天陽くんを演じる吉沢亮さんに絵の指導をしている様子が投稿されていました。1969年に旭川で生まれた村山之都さん。北海道にゆかりのある画家さんなんですね。現在は東京で個展を中心に活動しているそうですよ。天陽くんのアトリエと家に来た際は、ぜひ売店もチェックしてみてください。ここでは、よつ葉ソフトクリームに要注目です!天陽くんの家の前で、柴田家の牛によるたんぽぽ牛乳のソフトクリームを食べる。なつと天陽くんがコラボしたような不思議な気分になり、なかなか感慨深かったです。ソフトクリームは、バニラ、カプチーノ、ミックスの3種類(各350円)。とっても濃厚な味わいでおいしかったですよ。平日の夕方前に行きましたが、特に混雑はしていませんでした。常に人が出入りしていますが、ロケセットの観覧や献花が混むほどではありません。展示期間も長いですし、恐らく土日もそこまで大混雑とまではいかないのではないでしょうか。天陽くんのロケセットと献花台には、老若男女問わず幅広い年齢層の人が訪れていました。多くの人々に愛される天陽くんは幸せ者ですね。天陽くんのアトリエに飾られている絵のモチーフとなった、神田日勝「馬(絶筆・未完)」のクッキー。帯広の老舗お菓子メーカーの柳月(りゅうげつ)が作っています。馬の頭部から前足、体の前半部分は黒く重厚に書き込まれ、その部分だけ見るとまるで「完成したもの」のように見えます。そんな迫力のある馬をなぜ全体を平均に描かず、一部分だけ完成させながら描いたのか。不思議な「未完の完成」の謎といわれ、多くの人を魅了しているそうですよ。真鍋庭園の天陽くんの家とロケセット。天陽くんの生きた証を感じ、短くもたくましく生きた天陽くんの人生に思い馳せることができました。まるでドラマの世界に入り込んだような、不思議な気分になります。確かに天陽くんは、生きていた。今もこれからも、なつの心にも、私たちの心にも生き続けると思います。 「なつぞら」ファンの人や天陽くんロスの人は、真鍋庭園で「なつぞら」の世界観を味わってみてはいかがでしょうか。