海法紀光(ニトロプラス)・千葉サドル 『がっこうぐらし!』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、全12巻 「がっこうぐらし!」のタイトルロゴにおいて、原作では「ら」の字の点の部分が由紀の帽子の形だが、映画では「!」の部分が胡桃のシャベルの形である。(制作発表当初は原作のロゴが使用されていた ゆきは、女の子に「ゆきねえ」と愛称を付けられながら、校庭の教壇に立ち、生徒たちにあることを伝えます。「学校は勉強だけじゃない場所。色んな事を分かち合って、悩み事を話し合ってすごいことを考えたり心をつなげていけば。世界だって救えちゃう」と言いました。 『「メディアミックスとして、2015年7月から9月までさらに原作完結後、最終回のその後を描く『女子高生の3人は由紀の「避難マニュアルには、災禍の元凶として疑わしい大学「大学へ向かう「卒業旅行」の最中、4人は「ワンワンワン放送局」からのラジオ放送を受信し、DJからキャンピングカーを手に入れる。また、胡桃がゾンビから認識されなくなったり、悠里が妹の記憶を取り戻したりする中、4人は鞣河小学校からのSOSを受けて救助に向かうと、悠里が鞣河小学校で助けた(と主張する)少女武闘派は「リソースは一元化」を掲げ情報を共有しようと策略する。しかし、高上が感染したことが分かると感染の原因が学園生活部にあると断定し、学園生活部を含む穏健派を捕まえるべく追うこととなる。胡桃・悠里を中心とした学園生活部の面々の事態も悪化し、特に胡桃は今までの後遺症に加え記憶が薄れるなどの症状も現れ始め、他のメンバーとは別々に行動するようになる。 インドアを満喫するエンタメ情報をお届け! 由紀は、可愛いのにゾンビが蔓延る世界でサバイバルする『がっこうぐらし!』の登場人物で、本名は丈槍由紀(たけや ゆき)。巡りケ丘高校の3年生で、りーさんやくるみと同級ですが、なぜか由紀だけ制服やリボンの色が違っています。 由紀の目には、めぐねぇの姿が見えて相談したり助言されたりする描写が良く見られました。しかしこの世界を受け入れてから、その症状もほとんど出なくなっていました。また、めぐねぇが出てきたか来ないかで、由紀の症状が分かるという考察もされています。それではふたりは一体どんな関係だったのでしょうか。先生と生徒という間柄では、くるみやりーさんも同じですよね。この作品には時系列がありますが、めぐねぇは髪の毛の長さに特徴があります。めぐねぇの髪が長いときと、短い時では、めぐねぇと由紀との距離感にも差があるようです。由紀だけはめぐねぇが見えたり会話したりしていますが、これは由紀の妄想であり過去の記憶も原因のひとつと考えられます。しかし、9巻で事前に危険を察知しているような描写があることから、どうやらそれだけではなさそうです。由紀はこの世界がどういうものなのか、誰がどうなるのかを本当はすべて知っているのかもしれません。由紀が人間ではないとの考察も上がっているようですが、実際に帽子がネコ耳の形をしていたり、耳の聞こえが人並み以上だったりと確かに不自然さを感じます。ネコや犬は人間には聞こえないような物音も聞こえますよね。めぐねぇとの親しさからも、もしかしたらめぐねぇが飼っていたネコという意外な展開が見られるかもしれませんね。これまでの由紀の症状としては、当初は幼児退行が見られていましたが、高校を卒業する時にはめぐねぇにもきちんとしたお別れができたようで、地図を広げて道案内したり、みんなをフォローするような描写も増えてきました。©Copyright2020 正体はゆきの妄想で本物はみーくんが来る前にゆき達をゾンビから守る形で地下室に行き、ゾンビ化してしまった; ゾンビ化後はみーくんにより最後を遂げる; もしゾンビ化していなかったら、恩師として引き継ぎ活躍していた; 今も学園生活部の心の中で生きてる 卒業時に由紀は帽子を被っておらず、くまのぬいぐるみを校舎に置いてきている前述したように放送開始前はホラー要素が隠蔽されていたため、第1話放送開始後にはインターネットを中心にさまざまな反響が起こった。開始当初の印象から一転する終盤については、同じくゲームプロデューサーの岩野弘明は、日常部分の穏やかな雰囲気がホラー部分を引き立てるという、今までのホラー作品にはなかった演出方法が日常系のファンを引き寄せたのではないかとみており、第1話を見た視聴者がホラー作品だとわかった後も仕掛けを探して繰り返して見ようとし、その結果、視聴者間での議論が巻き起こり、話題性の強化につながったのではないかとみている怖いという感想が相次ぐ一方で、「第2話・第3話を見た後に第1話をもう一度見て意味が分かった」「萌えという要素を活用してライターの前田久は座談会の中で、第1話の感想として「コンセプトの段階でひねりが利いており、ヒューマンドラマとしても『日常もの萌え美少女』としてもよくできていて、重層的な作品に仕上がっている」としているライターの飯田一史は、妄想の中に生きる由紀の生き方をSF・文芸評論家の『『監督・脚本は「がっこうぐらし!」のタイトルロゴにおいて、原作では「ら」の字の点の部分が由紀の帽子の形だが、映画では「!」の部分が胡桃のシャベルの形である。(制作発表当初は原作のロゴが使用されていた実写映画版の前日譚となるオリジナルドラマ『がっこう××× 〜もうひとつのがっこうぐらし!〜』が、2019年1月16日より
原作:海法紀光(ニトロプラス)・千葉サドル『がっこうぐらし!アンソロジーコミック』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉 美紀は以前訪れたことのある理学部棟を再び訪れ、推測の域ではあるが新しい情報を手に入れる。それは「このパンデミックは世界中に広がっており、空気感染で広まっていく。空気感染に対する免疫があったとしても、ウイルスは変異することがあり、その免疫は今後持続するとは限らない。」といった内容であった。大学内を徘徊していた胡桃を発見した由紀は、胡桃を説得し学園生活部の元へ戻すことに成功する。そのころ、高上に続き頭護にゾンビ化の兆候が出たため、恐慌をきたした頭護は「学園生活部が感染させたのだから当然解毒剤も持っているに違いない原作単行本の各巻巻末では、劇中に小物として登場した学校案内、遠足のしおり、緊急避難マニュアル、日記などの内容を開示するという形で、世界観の詳細が描かれている。 由紀は、可愛いのにゾンビが蔓延る世界でサバイバルする『がっこうぐらし!』の登場人物で、本名は丈槍由紀(たけや ゆき)。巡りケ丘高校の3年生で、りーさんやくるみと同級ですが、なぜか由紀だけ制服やリボンの色が違っています。メンバーの中で一番小柄で幼児退行していたと思われる節もありました。由紀だけは亡くなっためぐねぇ(先生)の姿が見えて会話もしていたのも、幼児退行が原因とも。学園生活部になくてはならないムードメーカーで、感染したくるみの原動力にもなっています。『がっこうぐらし』りーさんこと若狭悠里の精神状態はどうなる?『がっこうぐらし』くるみはソンビが進行!? 原作:海法紀光(ニトロプラス)・千葉サドル、編集:まんがタイムきらら『がっこうぐらし! TVアニメ公式ガイドブック 学園生活部活動記録』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2015年12月12日発売、シリーズ構成を原作者である海法紀光が務めるほか、脚本にゲームライターが多く参加している。 かわいいのにゾンビが蔓延る世界で戦いながら生き残る少女たちを描いた『がっこうぐらし』では、登場人物のほとんどが謎に包まれています。ここではそのなかの”由紀”に焦点を当てて考察していきます。