ホンダのアメリカンクルーザーバイクの人気名車を紹介します。販売台数が伸び悩んだ名車も掲載しました。ホンダの今後の方向性は?ハーレーダビッドソンの呪縛から解き放たれる方法は?アメリカンクルーザーバイクの将来を一緒に考えてみましょう。 近年はさらに、アメリカで販売されていたトヨタ「a80スープラ」やホンダ「シビック」「インテグラ」など、わざわざ25年ルールで解禁になるのを待って、日本から輸入された中古の右ハンドル車に乗る人も増えています。一体、なぜそんなことを? 先日、アメリカで人気の大型SUVをご紹介しましたが、その中でも特に現在販売が好調なHonda Pilot(ホンダ パイロット)について今日はご紹介したいと思います。ホンダ パイロットは、アメリカやカナダで販売されている3列シート7人乗りの大型SUVです。日本でも販売されているSUVのCR-Vよりもひと回り大きいサイズで、日本の道には少し大きいかもしれませんが、アメリカでは非常に人気の車です。現在販売されているモデルは、3代目で、2015年のシカゴオートショーで初公開されました。エンジンは、280馬力の3.5L V6エンジン。3列目は大人にはやや狭いですが、2列目のシートはワンタッチで畳むことができるので、3列目へのアクセスはスムーズです。また、2列目、3列目はシートバックを倒すと、フルフラットになり、広大なラゲッジスペースとなります。3列目は6:4の分割で倒すことができます。運転席やインパネ部は、シンプルで洗練されたデザイン。エクステリアデザインは、北米専用の「オデッセイ」やピックアップトラック「リッジライン」と同じ傾向です。オデッセイ(北米仕様)リッジライン近年の日本のホンダ車のデザインと違って、シャープでかっこいいですね。サイズは、全長x全幅x全高で4,940×1,996×1,772で、CR-Vよりも全長で約400mm、全幅で約150mm大きいようです。アメリカでの販売価格は、33,300〜42,000ドル(約380万円〜480万円)。日本の道ではちょっと大きすぎますが、なかなかデザインもかっこよく、アメリカで人気なのも頷けるのではないでしょうか。もし、日本でも乗りたいという方は、以下のサイトから購入もできるようです。日本でパイロットに乗っていたら、確実に目立ちますね。その他の写真は↓をご覧下さい。車好きサラリーマン。Copyright © ホンダのアメリカンクルーザーバイクの人気名車を紹介します。販売台数が伸び悩んだ名車も掲載しました。ホンダの今後の方向性は?ハーレーダビッドソンの呪縛から解き放たれる方法は?アメリカンクルーザーバイクの将来を一緒に考えてみましょう。2020年06月07日更新ホンダはこれまで多くの大型アメリカンクルーザーを生産してきました。しかし、現在の国内向けラインナップは少なくなっていますので選び方が難しいですね。この現象はホンダだけに限らず、他の国内主要バイクメーカーも大型アメリカンクルーザーの生産に消極的で、2018年8月現在で生産が継続されているのはヤマハのBOLTのみになっています。スムーズなエンジン特性やメンテナンス性の良さがあるため、国産大型アメリカンクルーザーのファンは多いですね。ハーレーダビッドソンオーナーの中には国産大型アメリカンクルーザーとの違いを主張する人が多く、よく似たシルエットであるにも関わらず敵対する動きも見かけます。新車購入できるホンダアメリカンクルーザーのラインナップを見ると、ハーレーダビッドソンのシルエットを追いかけない方向性が強いですね。また、グローバルモデルとローカルモデルを明確に分けて取り扱っています。ホンダアメリカンクルーザーのラインアップは新型レブルシリーズにNM4シリーズやゴールドウイングを加えないと成り立たないほど少なくなっています。逆に考えると、ホンダは既存のアメリカンクルーザーに対する概念を崩し、新しいアメリカンクルーザーを提案しているといっていいですね。新車でホンダの大型アメリカンクルーザーを購入する場合は逆輸入車や輸入車も検討しましょう。USホンダでは多くの大型アメリカンクルーザーを取り扱っていますし、国内での販売が終了したモデルもラインナップされています。しかも北米仕様はフルパワーですので選び甲斐があります。国内モデル、輸入車、逆輸入車では販売経路が違います。国内モデルは国内正規販売されるバイク、輸入車は海外生産されて並行輸入されるバイク、逆輸入車は国内生産されたのち、輸入先の関税を通してから並行輸入されるバイクのことをいいます。ホンダの逆輸入/輸入モデルを購入する場合は注意しましょう。ホンダはバイクの逆輸入や輸入に対して消極的ですので、製品保証を受けられません。ホンダの逆輸入や輸入バイクを購入する場合はアフターサービスが万全なショップで購入すべきです。ホンダはこれまで多くのアメリカンクルーザーを生産してきましたので、中古車を中心にした選び方もありです。名車と呼んでも過言ではない初代レブルやスティードはカスタムベースにしやすいですし、シャドウシリーズの中古車価格も落ち着いています。大型アメリカンスルーザーだけでなく50ccのジャズやマグナフィフティも名車といっていいですね。ホンダが生産してきたアメリカンクルーザーには異彩を放つモデルから乗りやすいモデルまであり、選択肢が多いので選び甲斐があります。尖った性能を備えた大型アメリカンクルーザーを選びたい場合は中古車に照準を合わせるのがおすすめです。出典: ホンダ レブル中古車価格帯:約12~35万円レブル(MC13)は旅バイクとして人気があったアメリカンクルーザーで、1985年型から1996年型まであります。乾燥重量137kg、シート高660mmという扱いやすさに人気でした。現在は中古車在庫数が少なくなりましたので選びづらい状況にあります。レブル(MC13)のコンセプトは新型レブル250に引き継がれました。出典: ホンダ レブル250新車購入可:537,840円(税込み)新型レブル250は軽量でコンパクトなアメリカンクルーザーとして人気があります。スポーティーな乗り味も評価が高いですね。久々に登場したカスタムしたくなる新型国産バイクで、タンクとフェンダーをカスタムペイントするだけでもオリジナリティが出せます。初心者でも選びやすいアメリカンクルーザーです。出典: ホンダ REBEL300新車購入可:4,449米ドルホンダ REBEL300はUSホンダで販売されるアメリカンクルーザーです。250cc以下に抑えたレブル250よりも車重とエンジンパワーのバランスが優れていますが、ホンダの製品保証と天秤にかけるには少し物足りないレベルです。出典: ホンダ レブル500新車購入可:785,160円(税込み)新型レブルにバランスを求めるなら250よりもレブル500がおすすめです。水冷並列2気筒DOHCエンジンは低回転で鼓動を感じられ、高回転まで気持ちよく回ります。ホンダらしさを感じられるアメリカンクルーザーだといえますね。レブル250同様、スポーツライディングも得意です。出典: ホンダ NM4-02新車購入可:1,182,600円(税込み)ホンダのNM4-02は近未来的なデザインに人気があります。アメリカンクルーザ―として捉えるには抵抗を感じるデザインですが、乗り味はアメリカンクルーザーそのものです。重心が低く安定感があり、見た目とは裏腹に扱いやすいと高く評価されています。現行モデルは2014年3月に新型としてラインナップされました。出典: ホンダ NM4新車購入可:11,299米ドルホンダのNM4はUSホンダでも取り扱われています。北米仕様のフルパワーを求める人におすすめですが、製品保証やメンテナンスを考えると国内仕様を購入するのが正解です。モデルの通称名に国内モデルと若干の違いがあります。出典: ホンダ ゴールドウイング新車購入可:2,732,400円(税込み)新型ゴールドウイングは2018年4月に販売が開始されました。最大トルクを4,500回転で発生させる水平対向6気筒1800ccエンジン、6速化されたトランスミッション、ウォーキングスピードモードを追加したデュアルクラッチトランスミッションなど、細部が熟成されています。出典: ホンダ ゴールドウイングF6B中古車価格帯:約138~169万円ゴールドウイングF6Bは重厚で洗練されたデザイン性で若い世代を刺激したモデルです。国内販売は終了していますが、USホンダではまだ取り扱われています。トルキーなエンジンには5速トランスミッションが似合います。出典: ゴールドウイングSE中古車価格帯:約34~94万円ホンダのゴールドウイングSEも人気があります。2000年モデルを最後にフルモデルチェンジしましたが、中古車価格帯が購入しやすいのでおすすめです。堂々としたデザインやスペックに色あせた感じは全くありません。大型アメリカンクルーザー初心者でも選びやすいといえます。出典: ホンダ ゴールドウイング F6C中古車価格帯:146~180万円ホンダのゴールドウイング F6Cは2014年4月に新型として販売が開始されました。若い世代に愛される強烈な個性が光りますね。残念ながら国内仕様は販売が終了しています。出典: ホンダ Gold Wing Valkyrie新車購入可:17,999米ドル国内仕様のゴールドウイングF6CはUSホンダでGold Wing Valkyrieとして販売が継続されています。北米仕様のフルパワーが欲しくなるデザインですね。国内仕様の販売が終了した後のマイナーチェンジは行われていません(2018年8月現在)。出典: ホンダ ワルキューレ中古車価格帯:約70~160万円ゴールドウイングの衣装を剥ぎ取ったようなワイルドさ…ワルキューレといえばこのデザインを思い浮かべる人が多いですね。最終型は2001年。中古車市価格場は走行距離と年式に見合った推移をしていますので、納得して購入できる大型アメリカンクルーザーだといえます。出典: ホンダ VT1300CX中古車価格帯:約60~90万円ホンダのVT1300CXはフルノーマルにしてカスタム感が楽しめる大型アメリカンクルーザーです。最大トルクを2,750回転で発生させるトルキーなエンジンも魅力ですね。中古車市場価格は落ち着いていますので、下手にカスタムするより安く済ませられます。出典: ホンダ VT1300CR中古車価格帯:約60~90万円ホンダ VT1300CRはVT1300CXの別バージョンとして販売されていました。中古車市場での価格帯も似ていますが、販売台数が少なかったこともあり、中古車在庫数は少なめです。しかし、どちらも走行距離が少なめですのでお買い得感をもって購入できます。出典: ホンダ シャドウ750中古車価格帯:約22~60万円ホンダのシャドウ750は初心者でも選びやすいサイズ感が魅力的な大型アメリカンクルーザーです。1997年型から2000年型までの前期型、2003年型から2012年型の後期型があります。中古車市場は比較的に購入しやすい価格で推移していますので、買い得感が高いですね。出典: シャドウ ファントム750中古車価格帯:約50~70万円ホンダのシャドウファントム750はシャドウ750にワイルドな外観を施した派生車種です。後期型シャドウ750と共にスポーティで軽快な乗り味が特徴です。大型アメリカンクルーザーとしては扱いやすく、大型初心者でも選びやすいといえます。販売終了が惜しまれる名車だといっていいですね。出典: ホンダ VT750S中古車価格帯:約30~60万円シャドウ750の後継機種として登場したVT750Sは快適な乗車ポジションが人気の大型アメリカンクルーザーです。ホンダらしさがあふれる正統派なデザイン、スポークホイールでしか出せない乗り心地の良さ、街乗りのしやすさなど、国産大型アメリカンクルーザーの完成形といっても過言ではありません。中古車市場での価格は落ち着いていますので購入しやすいですね。出典: シャドウ クラシック<400>中古車価格帯:約25~58万円シャドウ400シリーズで人気が高いのは2009年型のシャドウクラシック400。最大トルクを3,500回転で発生させる水冷V型2気筒エンジンが最大の特徴で、中型バイクでありながらもアメリカンクルーザーらしい鼓動を感じられます。シャドウ400シリーズはシャドウ750シリーズと車体を共用していますので、400ccとは思えないくらいに大型です。出典: シャドウ カスタム<400>中古車価格帯:約19~54万円ホンダシャドウクラシックと共に販売が開始されたシャドウカスタムは事実上2000年型から2008年型まであるシャドウスラッシャーの後継機種です。エンジン特性やメンテナンス性を考えると、シャドウスラッシャーよりもシャドウカスタム400がおすすめ。低中速回転域のトルクが豊かなので、中型バイク初心者でも選びやすいですね。シャドウ400のエンジンを受け継いだ出典: ホンダ シャドウ400中古車価格帯:約15~78万円1997年型から2008年型まであるシャドウ400は販売年数が長かったため、中古車市場での在庫数が多いですね。中古車価格が年式や走行距離に見合っていない個体もありますので、コンディションを確認して購入しましょう。出典: ホンダ スティード400中古車価格帯:約11~67万円ホンダのアメリカンクルーザーの名車といえばスティード400です。1988年型から2001年までマイナーチェンジを繰り返し、シャドウ400にエンジンを譲る形で生産が終了されました。構造がシンプルだったため中古車のほとんどはカスタム車両。しかし、オリジナルコンディションを保った個体ほど価格が低い傾向がありますので購入しやすいですね。出典: ホンダ スティード600中古車価格帯:約20~50万円スティード400と比較すると中古車在庫数が1/10しかないスティード600。当時は大型2輪免許を試験場でしか取得できなかったため、スティード600はあまり売れませんでした。しかし最大トルクを3,000回転で発生させるエンジン特性が魅力で、アメリカンクルーザーとしての乗り味は400とは比べ物になりません。出典: ホンダ VTX中古車価格帯:約47~83万円ホンダのVTXは排気量1800ccの水冷V型エンジンを搭載し、最高出力は102PS/5,000rpm、最大トルクが16.2kg・m/3,000rpm!暴力的な加速を楽しめますが排気音は紳士的です。中性的なデザインにホンダらしさが溢れています。ホンダのVTXは2001年モデルしか国内販売されませんでしたので、中古車在庫数が少ない割には上玉が多い印象を受けます。年式を考えると高価に感じますが、歴史的なエンジンを手に入れるという購入動機を動かすには安い価格です。こんなエンジンが開発されることは今後ない…そんな脅迫に似た感覚を覚えますね。出典: ホンダ V-ツイン マグナ中古車価格帯:約8~55万円ホンダのアメリカンクルーザーで最も異彩を放っているのはマグナシリーズです。Vツイン マグナが新型として販売が開始されたのは1994年型で、大きな変更を受けずに生産終了となるの2007年型まで生産されました。VT250Fの水冷V型2気筒のエンジンを40PSから27PSまでデチューンすることで乗りやすさが追求されていますので、初心者でも選びやすいアメリカンクルーザーだといえます。出典: ホンダ マグナ中古車価格帯:約17~30蔓延ホンダのマグナシリーズの特徴はDOHCエンジンにあります。Vツイン マグナは乗りやすさを追求したバイクですが、マグナには75PSの水冷V型4気筒エンジンが搭載されています。最高出力よりも乗りやすさを重視する流れ(ネイキッドブーム)の最中、忘れ去られたように姿を消しました。出典: ホンダ マグナ フィフティ中古車価格帯:約7~40万円ホンダのマグナフィフティは50ccアメリカンクルーザーとして今も人気が高いですね。新型として発売された1995年型から最終の2007年型までありますが、排ガス規制に合わせたマイナーチェンジ以外はカラー変更のみしかされていません。堂々とした車格やダブルクレードルフレームに迫力がありますね。アフターアーツが豊富ですので、レストアやカスタムを楽しむ人にもおすすめです。出典: ホンダ ジャズ中古車価格帯:約4~40万円マグナ フィフティより以前から販売されていたホンダのジャズも人気が衰えません。新型として販売が開始されたのは1986年型で、最終は1997年型です。マグナフィフティと同じく、カブ系のエンジンを搭載していますので、ボアアップしての原付2種登録も安価で行えます。価格が極端に安い車両は部品取り車レベルのコンディションですので気を付けましょう。ホンダのアメリカンクルーザーで中型バイクでの一番人気はレブル250、中古車を含めるとVツインマグナです。そして大型バイクでの一番人気はゴールドウイング、中古車を含めるとシャドウ750だといえます。大まかにはスティード系、マグナ系、ゴールドウイング系に分けられますが、近未来的なNM4系、VTX、VT1300系も見逃せません。マグナフィフティを愛する青年の物語についてまとめた記事をチェックしてください。若さとは何か?バイク乗りに必要なものは何か?そんなことを考えてみましょう。非力だけれども偉大なマグナフィフティに青年の姿を重ね合わせ、人間の弱さや尊厳について綴られています。ページの先頭へホンダのアメリカンバイクおすすめ人気27選!新車&中古含めて名車をご紹介!のページです。暮らし~の[クラシーノ]はアウトドアに関連するキャンプや釣り、登山などの情報発信メディアです。これから始める方に向けて、魅力や必要な知識・道具をまとめて読むことができるWebマガジンを無料で購読いただけます。キャンプ登山釣り(フィッシング)サバイバルガーデニングツーリングサイクリングDIYマリンスポーツスカイスポーツウィンタースポーツトラベル山遊び動画 先日、アメリカで人気の大型SUVをご紹介しましたが、その中でも特に現在販売が好調なHonda Pilot(ホンダ パイロット)について今日はご紹介したいと思います。