現代版「羊の皮を被った狼」170馬力2Lのカローラツーリングを徹底試乗! “早すぎた先駆車” ホンダ エレメント 【偉大な生産終了車】 2002年にデビューし、2011年に販売終了したホンダ エレメントを紹介します。実は北米から逆輸入されたクルマでした。2003年に日本での販売されましたが日本では販売台数が見込まず、2年後には販売終了。 レクサス最小SUV 「UX」は安くて楽しくてちゃんと「レクサス」しているか? ヴェロッサが儚く散った理由 【偉大な生産終了車】 エレメント - ホンダの中古車・新古車。相場:万円〜万円。走行距離や価格、年式、相場からあなたの条件にあう中古車を探そう。気になる物件は【無くなる前にお早めにお見積もり】を!新生活に必要なクルマはここで見つかる!中古車情報はすべてGoo-netから提供されているので安心。 経営危機救ったクルマと“HONDA”らしさ失われた訳 超名門ブランド復活はゴーン氏の十八番 どうなる三菱!?
ベストカーの最新刊が本日発売!最新号では、日産が2023年度までに国内投入する新型車10モデル最新情報ををお届け。 そのほか、2Lエンジン搭載カローラ、レクサスLCコンバーチブル、プジョー208など注目車種の情報から、2020年1/2ベ… 編集長T ナンバープレートの「封印」にどんな意味があるのか? 中古で買って1年経ち、初めてのオイル交換を予定しています。 1年に1回・年間走行距離約11,000kmなので、エレメント交換も希望します。 先日、行きつけのホンダのディーラー(埼玉)に見積依頼したところ、なんと合計約9,896円 乱立SUV「走り」で選ぶ世界選手権 質感高くて速くて満足度が高いSUVは?
変身!!
経営危機救ったクルマと“HONDA”らしさ失われた訳 !】日産怒涛の新車戦略|ベストカー8月10日号 © 2020 中古車情報BOX All rights reserved. エレメントの中古車を一覧で見る。カタログから最新のホンダ情報もチェック!中古車・中古車情報のことなら【グーネット中古車(Goo-net)】! エレメントは2003年4月から2005年7月と約2年間のみ、ホンダから販売されていたSUV車です。企画から開発までを一貫してアメリカで行い、日本に輸入され販売していました。そんな希少な存在ともいえるホンダ エレメントは故障や不具合はどうなのでしょうか?オーナーの評判やリコール情報を交えて徹底的に解説していきます。目次発売されてすぐに購入しました。もう7年程になるのですが、先日O2センサーが故障したので、工場に持って行ったところ、もう一方も故障していると言われ……壊れやすいんですかね。。エレメントを購入してから約10年が経ちました。雪がよく降る地域でも大きな故障をすることなく、これまで過ごしてきました。が……エアコンから異音がしだしました。明日、ディーラーに持っていこうと思います。ついこの前、定期点検を行い問題ないと安堵していたところ、エンジンがかからない。。。どうしようもないので、ディーラーに引き取りに来てもらうとセルモーターが故障したとのこと。修理費用いくらになるんだろう。バッテリー上がり、オルタネーターの故障、O2センサーの故障と立て続けに故障しています。購入して10年以上経つし、距離数も走っているのでそろそろお別れのときなのだろうか。日本の自動車メーカーであるホンダのエレメントですが、冒頭でもご紹介した通り、アメリカで企画/開発が行われていたホンダ エレメント。そのため、国産自動車より故障(不具合)に対して不安が大きいですよね。しかしながら、国産自動車であっても、輸入車であっても、工業製品である以上、車が全く壊れないことはありえません。ここでは、ホンダ エレメントに多い故障箇所を挙げてみます。上記の箇所は、故障(不具合)が多いと言われています。定期メンテナンスでも念入りに確認しておきたい箇所と言えるでしょう。特定の運転者席側SRSエアバッグのインフレーター(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレーター内圧で容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。助手席側エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、市場から回収したものから、異常展開に繋がるおそれがあるガス発生剤の密度低下が認められました。このため、原因は判明していませんが、一定の期間までに製造した同タイプのインフレーターについて、予防的措置として当該インフレーターを新品に交換します。助手席側エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、他社製の車両解体作業時にインフレーター容器の破損が発生しました。このため、原因は判明しておりませんが、同年式で同タイプのインフレーターはエアバッグ展開時にインフレーター容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあることから、予防的措置として、当該インフレーターを良品に交換します。助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあります。ホンダ公式サイトでは以上のリコール情報がありました。どのリコールに関してもエアバッグ装置についてですが、過去にホンダが発表した大規模リコールの一部です。エレメントをはじめとするフィットやステップワゴン、ザッツなど計19車種、台数にして173万1888台のエアバッグに不具合が生じているとのことで、注目されました。ここでは、各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。ホンダ エレメントは、国産車扱いではなく、輸入車扱いとなります。また、修理をしたくても、輸入車専門の整備工場などを探さなければならない可能性もありますので、中古車を購入する場合は、近くに対応してくれる工場かどうか、工賃が高くないかを確認しておく必要があります。わずか2年程しか販売されていないホンダ エレメントですが、いまもなお大事に所有しているオーナーは多くいます。そんなオーナーは、ホンダ エレメントについてどのような印象を持っているのでしょうか。アメリカで企画/開発されたこともあり、個性的なデザインに惚れているオーナーの方が多いようです。一方でネガティブな意見としては、などがあります。しかしながら、燃費においても、後部ドアの使いづらさも不満と感じるどころから可愛い、ほほえましいという意見も併せて掲載されていることが多く、オーナーからするとネガティブな意見としては捉えられていないのかもしれませんね。ホンダ エレメントが世間に登場したのは、2001年の北米国際自動車ショーのコンセプトカー「モデル X」として発表されたのが始まりです。その後、市販モデルが開発され、アメリカでは2002年12月に販売を開始しました。企画/開発はアメリカで行われたため、デザインや仕様はアメリカ向けとなっています。ホンダ エレメントのコンセプトは、16歳から24歳あたりの若者向けの車として、SUVとミニバンの中間車という形でデザインされています。ホンダ エレメントの特徴としては以下のようなものが挙げられます。 上記のように、個性的なホンダ エレメントですが、2003年に日本国内でも販売を開始したにもかかわらず、わずか2年ほどで輸入が打ち切られる結果となりました。販売から年数は経っていますが、ホンダ エレメントは飽きの来ないデザインで、現在も色あせることなく魅力のある車両です。前述した通り、ホンダ エレメントは2003年~2005年に発売された車両ですので、どうしても経年劣化が否めない。そして、中古車もほぼ出回ることがなく、出回ったとしても、各部品にガタが来ていたり、走行距離が長かったり、購入後も大きな出費となる可能性が高いでしょう。それでもホンダ エレメントが欲しいという方も多いと思います。今回は、個性的で希少価値の高いホンダ エレメントの故障に関して解説してきました。年数が経っていることもあり、経年劣化からくる故障も多く報告されていますが、メンテナンスをしっかり行っていれば防げる問題ともいえます。現在、ホンダ エレメントを所有しているオーナーの中でも13年以上経っていても全く故障していないという口コミも見かけたので、いかに大切に所有していくかが重要です。人と被りたくない、個性的な車に乗りたいという方は、ぜひホンダ エレメントの購入を検討してみてはいかがでしょうか。CATEGORY :TAGS :次の記事
もう出ないのか!?
ベストカーWeb編集部 毎年、さまざまな新車が華々しくデビューを飾るその影で、ひっそりと姿を消す車もある。 時代の先を行き過ぎた車、当初は好調だったものの市場の変化でユーザーの支持を失った車など、消えゆく車の事情はさまざま。 しかし、こうした生産終了車の果敢なチャレンジのうえに、現在の成功したモデルの数々があるといっても過言ではありません。 訳あって生産終了したモデルの数々を振り返る本企画、今回はホンダ エレメント(2002-2011)をご紹介します。文:伊達軍曹/写真:HONDA、ベストカー編集部 海岸にある「ライフガードステーション(監視台)」をデザインモチーフにアメリカで開発・生産され、その後日本でも2年ちょっとの間だけ逆輸入車として販売された、「両側観音開き」のドアを備えたクロスオーバーモデル。それがホンダ エレメントです。 エレメントの開発には「ホンダR&Dアメリカ」の若いエンジニアたちが関わり、自分たちとほぼ同世代といえる「高校生から20代前半ぐらいまでのアメリカ在住者」をターゲットに開発が進められました。 外観上の特徴は、まずは前述のとおり「ライフガードステーション」がモチーフとなっている独特のカクカクした造形。 そしてカクカクした造形ゆえ全高は1790mmあり、クロスオーバー車ですが室内の広さはトールワゴンやミニバンのそれに匹敵しています。 そしてフェンダーなどのボディパーツにはあえて樹脂製の無塗装パーツが使われました。 それに加えて大きな特徴となっていたのが「両側観音開きのサイドドア」です。 一見するとダイハツ タントのようなBピラーレスですが、実際はリアドアの前部にインナーピラーが内蔵されているという、「ビルトインBピラー」とでも呼ぶべき構造になっています。 ちなみに片側だけを観音開きにしているモデルはいくつかありますが、「両側観音開き」というのはコレとマツダRX-8ぐらいでしょうか。 アメリカでは2002年12月に販売開始となり、日本へは少し遅れて2003年4月から「逆輸入車」として販売されました。 搭載エンジンは最高出力160psの2.4L直4 DOHC i-VTEC。北米向けには5MTと4速AT、5速AT、そしてFFと4WDがラインナップされていましたが、日本には4速ATの4WDのみが輸入されました。 2002年(日本市場では2003年)に発売されたホンダ エレメントは、この車の地元であるアメリカではそれなりの人気を博し、2011年モデルまで製造が続けられました。 しかし日本ではどうにも売れ行きが今ひとつで、輸入開始からわずか2年3カ月後の2005年7月には輸入終了となってしまいました。 北米ではそれなり以上の人気モデルに育ったにもかかわらず、なぜ日本では、ホンダ エレメントはあっという間に廃番となってしまったのでしょうか? もちろん本当に正確な理由など誰にもわかりませんが、結局は「早すぎた」ということに尽きるのではないかと思われます。 ホンダ エレメントは、2003年ではなく2019年に登場したクロスオーバー車であったならば、普通にまあまあ人気のモデルになったような気がしてなりません。「あえて樹脂製の無塗装パーツを多用して道具っぽくする」というのは、まさに最近のクロスオーバーSUVのトレンドですし、1815mmという全幅も、2019年基準で考えれば「ちょい大きいぐらい」といったところでしょう。 なにせ最近の車は横幅が広く、中サイズのSUVとされているスバルXVですら全幅1800mmですからね。ちなみにマツダCX-5の全幅は1840mmです。 またそもそも2003年当時の日本では、「SUV」や「クロスオーバーSUV」の市場自体が小さいものでした。 年間販売台数ランキングTOP30にはSUVのSの字もなく、いちばん売れてる登録車はトヨタ カローラ。2003年とか2004年って、まだまだそんな時代だったのです。 それゆえ、今にして見るとなかなかステキな車だと思えるホンダ エレメントは、当時はまったく売れずにほぼ秒殺で輸入終了となりました。 しかし既述のとおり本拠地アメリカではその後も2011年まで販売が続けられ(マイナーチェンジも行ったんですよ)、日本でもその中古車は高く評価されています。 エレメントの新車価格は259万円でしたが、コンディションの良い個体に関しては、16年落ちであっても150万円以上の値札が付いていたりします。「早すぎた天才」といったらホメすぎでしょうが、とにかくエレメントは「早すぎた車」であったことは確かだと思われます。