※★印は採用者 『たけしとひとし』とは、日本テレビ 系列(但し、テレビ大分・テレビ宮崎を除く)で2010年 12月10日19:00 - 20:54(jst)に放送されたビートたけし・松本人志出演のバラエティ 特別番組であり、冠番 … 松本人志ってなんで北野武みたいに評価される映画監督になれなかったの? 引用元: 映画好き名無し 2019/04/04(木) 00:58:56.55 ID:cbUrv5xbd 北野武 その男、凶暴につき→3-4X10月→あの夏、いち 『正式タイトルは『“審査方法は、出場者の紹介VTRの中で次にやりたい事を発表。それをたけしと松本が手持ちの画面タッチ式の機械で0から9までの得点を付け、得点を題字は書道家のその後、支援が決定した企画のうち視聴者による支援金を募集するもの(下記の斉藤彩、船曳和代の企画)に関しては、公式HP上で支援人数に遠く及ばないまま放置されていたが、現在はHP上での支援金募集は打ち切られている。結局、プロジェクトがどうなったかについては公式HP上でもはっきりしていない。 松本人志,生于1963年9月8日,堪称日本最会赚钱之一的搞笑艺人,但情史丰富,和优香、岛袋宽子都传过绯闻,最令人注目的是和知名日本女星常盘贵子9年的恋情,两人还一度传出婚讯,最后却无疾而终。2008年松本被拍到和伊原凛亲密逛街,恋情不但没见光死,伊原凛还离开主播台,与松本同居。 そう考えると、お笑い好き、松本人志好きは必見の作品なのだが、その一方で、テレビで放送されたことが無いため、知らない人も意外と多い。 そこで今回は「ヴィジュアルバム」全体の紹介と、それに加えて、そこで垣間見える松本人志の笑いについて解説してみたいと思う。 ダウンタウンの伝説的コント番組「ごっつええ感じ」が突然終わったのが、1997年のことだった。 放送予定だったものが、野球中継で延期になったことに激怒したダウンタウンがいきなり打ち切りを決めたのだ。最後に総集編が放送されたが、視聴者だった僕らにとって消化不良感は否めなかった。 その翌年の1998年からレンタルビデオ屋に登場したのが、松本人志のコント集 それを見た時は、あまりの面白さに驚いて、友達の家にビデオを持っていっても何度も何度もおなじコントを見たのを覚えている。 3本のビデオに収録された15本のコントには、相方の浜ちゃんのほかに、今田、東野、板尾という「ごっつメンバー」が揃っていた。そのため、ごっつええ感じの続きのような作品であるが、ネットフリックスで2016年10月から配信されたので、約15年経って改めて見てみると、それは間違えだと気付いた。  クオリティ、世界観、メンバー、そのすべてが、完璧だと思う。あの時のごっつええ感じで体が出来上がった状態(いつでもコントできる状態)で臨んでいることも大きいのだろう。 それは「MHK」とかでアタリハズレが大きくなってしまった松本人志を見ているだけに、余計にそう感じる。みんながベストな時期というのは、意外と短いのだ。 そう考えると、お笑い好き、松本人志好きは必見の作品なのだが、その一方で、テレビで放送されたことが無いため、知らない人も意外と多い。 そこで今回は「ヴィジュアルバム」全体の紹介と、それに加えて、そこで垣間見える松本人志の笑いについて解説してみたいと思う。  この作品は、りんご、バナナ、ぶどうの3つのビデオで構成されており、それぞれ5つ前後のコントが収録されている。   テレビではできないネタを、気持ち良く、和太鼓のリズムで元気いっぱいに展開していく。音楽で言えば、1曲目がバラードなら2曲目はヘビメタ。このビデオがただの行儀が良い作品じゃないぞ、という、ふり幅を見せてくれる。 オチ自体はしょうもないけど、これは終わってから、もう一度見返して、それぞれの人が言っていたセリフを答え合わせすると、すごい面白い。 また、若いころのココリコ田中が登場しているが、彼の演技も抜群に良い。  「え、終わったから家に帰ったけど」という板尾と、3人の空気のギャップ。それがジワジワ来る。 ずっと見ていると、「なんで家にいるんだ」と騒いでいる方がおかしい気がしてくる。作品としては地味だが、15年以上経ったいまも一番頭に残っている作品。  とりあえず「笑点」ディス過ぎて、絶対にテレビで放送できない。  動物病院にやってきた犬(松ちゃん)と医者の今田のやりとり。こちらも設定の時間は夕方と薄暗い。面白いは、面白いけど、地味な作品。たぶん、これも周波数を合わせるためのチューニング用コントだと思う。 マフィアがマイクロフィルムを盗んだやつ(ココリコ遠藤)をリンチする作品。どうやら犯人は、肛門に入れて隠したようで、殴ると肛門から何かが出てくる。最初はマイクロフィルムのために殴っていたメンバーだったが、たまに欲しいものが出てくるため、次第に目的が変わっていき――。これも下品なので、テレビではできないネタ。でも、抜群に面白い。 この辺で「不条理系暴力もの」って感じで変な作品。これはコントの意味がどうこう、というよりも、ビジュアルとして面白いからオッケーという感じ。 刑務所の中で、松本人志と、今田が漫才コンビを組んで、ネタを練り上げる工程を見せる作品。これは「当初はダウンタウン2人で収録するはずだったが、浜田のスケジュールが合わなくなったため自宅にいた今田に電話がかかり当日に代役が決定した」というが、松本が漫才の基本である「ボケとは?」「ツッコミとは?」を説くコントなので、やはり浜ちゃんとのダウンタウンで見たかった、というのが本音。お笑いを志す人は必ず見るべき。  個人的には、園子と、ゲッタマンがベスト1,2位だと思っている。 これまた浜ちゃんと松ちゃんの二人コント。設定は松っちゃんが医者で、浜ちゃんが患者。相変わらず、暗めな照明でぼそぼそと展開していく。もはやこのシリーズの定番とも言える、チューニングコント。本番前が始まる前に待合室で見る映像みたいな感じ。    見終わった時に、なんだこれ?ってなる作品。「上と下、どっちが正しいのか?」という、常識を疑う問いかけは、まるで現代アート作品のよう。変な映像が頭に残る。  明らかな、桂文枝ディス。かつて桂文枝とひと悶着あっただけに、その辺りをネタにしているのだろうが、やはりここでもポイントとなるのは「権威が失堕する姿」。この笑いの方程式は普遍であり、月日が経っても笑える。個人的にはベストな作品。 上記の作品を踏まえて、松本人志のコントの2つの特徴について、解説してみようと思う。  松本人志のコントのパターンの一つに「なにか1つだけおかしい」というのがある。 ヴィジュアルバムで言うと、「巨人殺人」がそれにあたる。これは仲間が結託して、いつも乱暴を振るう、ばんどうを殺害する話なのだが、おかしいのは、ばんどうが異常にでかいこと。それ以外はけっこう普通なのだが、それだけでコントとして成立するのだ。 かつて松本人志は、ある映画の批評で「この映画には普通の人がいないからダメだ。成立していない」といっているが、普通の人をどこに置くのか、というのがコントにおいては重要なポイントになる。 この作品では意外なことに、坂東こそが普通で、みんなちょっとおかしい。見た目がおかしい人が「普通」で、普通な見た目の人がおかしい。 これも一つの松本ワールドのパターンと言えるだろう。  笑いに瞬発力と持久力があるなら、じわじわ面白くなる持久力があるのが、哀愁(ペーソス)である。 もっと分かりやすくいえば、だいたいにおいて権威とは偉そうなおっさんである。その「偉そうなおっさんのカッコ悪い瞬間」。それこそが最高の笑いとなる。 このヴィジュアルバムなら「園子」「都・・・」「ゲッタマン」がそれにあたる(図らずも僕のベスト3が全部そのパターンなのは、偶然ではないだろう)。 さらに、それをもうワンランク突き詰めたのが、同じく松本人志の「働くおっさん劇場」であり、ついでに言えば、たまにNHKでやっている志村けんのコント番組「となりのシムラ」も同じ構造である。  松本人志は天才だと言われている。間違えなく天才である。ただ、天才もゼロから全てを生みだすわけではない。 そこにはロジックがあり、方程式が存在する。このヴィジュアルバムは、松本人志の最高傑作であり、当然のように、その「笑いの方程式」が凝縮されている。 結晶化し、キラキラと輝くダイヤモンドのようなコントの数々には、人類にとって笑いとは何か、笑いはどうすれば生まれるのかを、松本人志が丁寧に教えてくれているような作品なのである。 もしもまだ見ていない人がいれば、これは人生の損だ。 いまならDVD、または とても参考になりました。